いろいろ話題になっていますね。党大会を前に、全党が130%の党づくりをしているときに、党首がその先頭に立たないでどうするんだ。そんな声も多いようです。あるいは岸田政権を追い詰めるべきときにという声も

 私は、そういう声も理解できますが、もしASEAN訪問が党の存在意義を浮き彫りにする価値を生み出すものになるなら、肯定的に捉える立場です。ただし、自分で価値があると言ってもダメで、誰が見てもそうだという評価を得るものでなければなりません。

 

 その観点から見ると、ASEANの平和の枠組みつくってきたこと自体は、中国包囲網を日本やアメリカが構築しようとしていたもので、積極的なものだと考えます。しかし、アメリカ政府も日本政府も、そのASEANの枠組みをずっと以前から評価し、その枠組みのなかで活動してきました。だから、共産党がASEANの枠組みをただ評価しただけでは、共産党の価値を高めることにならないし、アメリカや日本の問題点を深めることになりません。そんな観点からYouTube動画をアップしましたので、よければご視聴ください。