本日、党中央幹部会委員長宛に、保有個人情報の開示を請求しました。明日には到着するものと思われます。

 

 請求したのは、常任幹部会の2つの議事録です。今年1月23日および12月4日に開かれたものです。ご存じの方もいると思いますが、どちらにも私の名前が出てきます。

 

 前者は、「(四)松竹伸幸氏の一連の言動について」というタイトルがついています。私が刊行した『シン・日本共産党宣言』について(本の題名は隠しつつ)、そこで主張した党首公選論を批判した「赤旗」の藤田健文書に関して、「内容が的確である」と確認したものです。

 

 後者は、「(三)党大会かく乱策動を許さないとりくみについて」というタイトルで、直前に「赤旗」に掲載された土方明果文書について、「内容が的確である」と確認したものです。そして、「松竹氏の策動」に同報する党員に対する「適切な対処を組織的に行う」と決めたものです。

 

 誰がどう見ても、「松竹」の個人が特定される情報です。しかもそれが、困ったことにネット上で広く散布されています。共産党のホームページで公開されているプライバシーポリシーでは、こういう記述があります。

 

「氏名などの個人を識別できる情報については、プライバシー保護のため、厳重な管理のもとに保管し、2に掲げる目的及び提供状況から判断される目的の範囲内で利用します。法令に基づく場合を除き、本人の同意を得ずに第三者に提供することはありません。」 

「個人情報保護に関する国内法令・規則を遵守します。」

「個人情報の取り扱いについては、管理責任者を置き、管理に従事する者への教育・監督をおこない、保護管理の徹底と意識の向上をはかります。」

 

 ところが、このポリシーで「本人の同意を得ずに第三者に提供することはありません」としているのに、それに反して私の名前を特定した情報が、すでに広範囲に出回っているわけです。共産党の管理責任が問われています。

 

 まさか私の名前が入ってはいるが個人情報には当たらないとか言うのじゃないでしょうね。それとも、いま引用したように、HPで「個人情報保護に関する国内法令・規則を遵守します」と宣言しておきながら、共産党は個人情報保護法の適用外になるとか言うのでしょうか。

 

 誠実な対応を求めます。この開示請求の全文は、私の公式HPにアップしています。