昨日、コロナとインフルのワクチンを同時接種。さすがに夜中は少し熱が出たので、本日は安静にしておこう。

 

 ところで、何回も引用するが、9中総での小池結語。以下のように述べて、私と権力が一体となって大掛かりの党攻撃をしていると認定した。

 

「『しんぶん赤旗』の中祖寅一政治部長は、いまの党攻撃が、権力、メディアと一体となった大掛かりな党攻撃であることをリアルに示しました。全体像が非常に深まったのではないでしょうか。」

 

 その中祖氏自身、「赤旗」記者の会議で、私の名前をあげて党攻撃の大掛かりさを強調して見せた。志位氏が安保条5条発動や自衛隊は政権として合憲と打ち出したことには何の批判もしないまま、それを受けるかたちで私が提唱した核抑止抜き専守防衛は党と運動を崩壊させるとか、軍事優先で平和戦略がまったくないなどと批判を加えてきた。

 

 だから私は党からの攻撃から自分を守るために、中祖氏にメールを送ってきたのだが、結局、私と権力が結託した証拠は何一つ示せなかった。一昨日(20日)の「赤旗で、再び「除名された元党員」への大きな批判記事(語ろう共産党Q&A)が出たので、ようやく証拠が示されるのかと期待したのだが、何も出なかった。「与党や一部メディアによる反共キャンペーン」という言葉はあるが、もはや「権力」や「支配勢力」という言葉さえ使われていない。

 

 これだけの長大な記事のなかで、そうやって何も証拠を示せない。それがないことが分かっていながら、中央委員会総会という「指導機関」の会議では、「権力と一体になっている」と認定したわけである。

 

 これって、中央委員会総会の決定は虚構の決定だということを、事実の経過で示すものである。決定というものの価値を地獄に落としておきながら、「党の諸決定を自覚的に実行する。決定に同意できない場合は、自分の意見を保留することができる。その場合も、その決定を実行する」(規約第5条)といくら強調しても、「そんな決定に、決定としての資格があるのか」という党内世論を生み出すことになるだろう。