さて、5日と6日、共産党が第9回中央委員会総会を開催することが告知されている。次期党大会の招集も議題だということであり、いよいよ私の再審査がどうなるかが焦点となっていく。大会までの3か月、身の引き締まる思いである。

 この間、いろいろな問題で党(中央と京都)に個人情報の開示請求を行ってきたが、最終的に党の側は法の適用除外団体であることを唯一の理由として、「応じることはできません」という回党を寄こしてきた(9月20日付)。その不当性については、今後は再審査のなかで明らかにしていくことになるだろう。

 

 本日は、私の除名処分に関して、実際に京都南地区委員会から送られてきた「通知書」(2月6日付)と、「赤旗」に公表された発表文(2月7日付)を比較したものを紹介したい。すでに部分的には明らかにしているが、これで全貌がわかる。画像も添付したが、私の公式ホームページでも見ることができる。

 

 なぜこれほどまでに違いがあるのか。私には理由がさっぱりわからないので、読者のみなさんに教えて頂きたいと思っているのだ。

 

 私宛のものが「あなた」となっているものが、公表文書では「松竹伸幸氏」になっている類いのものは当然であろう。不思議ではない。しかし、以下の3つは、まったく理解できない。

 

 1つ。私宛のものが「(私が)不当な攻撃」をしているとなっているのが、公表文書では「不当な」が削除されていること。

 

 2つ。私宛のものが「(私が)事実をまったく歪めて攻撃」しているとなっているのが、公表文書では「まったく」が削除されていること。

 

 3つ。京都の党が処分の前に私に対して行った行為について、私宛のものが「調査」となっているのが、公表文書では「ききとり」になっていること。

 

 全体の印象として、私宛のものはキツい用語になっているところが、「赤旗」公表文書では柔らかめにしていることが分かるだろう。それは「赤旗」読者に対して党の冷酷さを印象づけたくないという程度のことから来ているのかもしれないが、私の行為の重大さの程度にもかかわるものであって、除名という重大な処分をするに際して、許される行為ではなかろう。

 

 どちらが実際に私に適用されたものなのか、党は明確にする必要がある。どっちであれ除名という結論に変わりないということかもしれないが、除名をどんな軽々しく扱ってはならない。

 

 3つ目のものは、昔は「査問」となっていたのを、印象がわるいとして現在の規約は「調査」という用語の変えたのだが、それでも一般の世論には評判が悪いということだろうか。しかし、これは規約上の用語であって、そんな程度のことで変えていいものではなかろう。