おととい(29日)の記事「志位氏の記念講演を無視する現場の党」で共産党の優等生である福岡県党のことを書いた。福岡が党勢拡大で優秀な成績を上げているのは、党中央の方針を無視し、志位氏の101周年の記念講演の読了を現場に押し付けていないからではないかと推測するものだった。そして、最後にこう書いていた。

 

「私がこんなことを書いたら、『反革命勢力の松竹がまた反共攻撃をしてきた。党員を増やして目標を達成することが攻撃を打ち破る力だ』とかもっと強く言えるようになって、福岡県党全体にがんばる力が湧いてくるかもしれない。だから、こんな本日の記事を、あえて書いてみた。」

 

 そしたら、あまりにも予想通りだった。昨日の「8中総実践、130%の党めざす 福岡県党ニュース」では、冒頭で私のブログが取り上げられていた。曰く、

 

「分派活動で除名になった鈴木氏に続いて、松竹氏がブログで『志位氏の記念講演を無視する現場』と福岡県党の『訴え』や中山福岡市議の記事をとりあげ、福岡県党の活動をやゆしています。党を攻撃する勢力の攻撃に負けるわけにはいきません。」

 

 これって、私の「やゆ」なるものの中身にふれないのが、とっても秀逸だと思う。ふれてしまったら、志位氏の記念講演読了を方針に組み入れていないことをどう考えるのかを書かざるを得ない。書いてしまうと、「これがじつは大事な方針だ」と言うしかない。そうなると、読了に時間をとられてしまって、拡大する時間がなくなる。読了しないと党員の力が出ないものなら、無理をしてでも方針にするが、そうはしたくない。

 

 そんな思考過程が見えるようなニュースだったと思う。

 

 そして大事なことは、現在の共産党には私への反撃を党の活力の源泉している現状があって、私が何かを書いたほうが拡大も進むだろうということだ。福岡県党が目標を達成するようなことがあったら、私は功労者として表彰してもらえるかもしれないね。

 

 でも、そんなやり方は結局は自壊への道だということを、はやく気づいてほしいものである。それがいちばん大事なことだ。