二日ほどブログの更新をサボっていました。後半戦は、候補者の声がより身近に聞こえるだけに、迷惑をかけてはならないという気持が強まります。選挙のことは書きたいけれど、かなり書きにくいという感じかな。

 

 岸田さんへの襲撃事件は衝撃的でしたが、岸田さんの対応が落ち着いていて、良かったと思います。和歌山駅で演説をしたということもそうですし、夜、予定通り散髪したことも報道され、意識して平常心であることを知らせようとしてそう振る舞っているのでしょうが、自分が同じ目に遭ったことを考えると、なかなかできないことだと感じます。

 

 人が集まるところに政治家が行きたがるという法則が、こんな事態を防ぐことを難しくしているわけですが、その点では、共産党もよく点検しなければならないでしょう。幸い、共産党も警察への警備依頼を強めているみたいで、先月初め、志位さんが京都の円山公園に来られた際、警察の出動がすごい数だということで、メディアが警察に理由を聞いたところ、「時節柄」という返事だったそうです。

 

 共産党の場合、警備は自前でやるのが基本だと言っても、人が集まる場所では簡単ではありません。前列防衛ということで、幹部が演説する周辺は党員で固めるわけですが、街頭ではその間をすり抜けて近づくことが可能です。前列防衛する党員にしても、先日の吹田での志位さんの演説を見ても、その党員のなかには携帯型の椅子を持参してくる人もいたほどで、いざというとき、岸田さん襲撃直後に容疑者に飛びかかったような機敏な動きができるのか、少し不安が残ります。

 

 党員はせめて私が受けた程度の訓練はしておいたほうがいいような気がします。時間をとって専門家に受ける実地訓練ですね。実際に飛びかかれるかどうかは別にして、そういうことが起きたとき、自分も動かなければならないという自覚だけは生まれます。まあ、私が心配しても仕方がありませんが。

 

 後半戦が終わったら、除名撤回の再審査を求める活動を公に開始します。いまは、そのための準備段階。掲載が選挙後になるならということで、いくつかメディアの取材も受けましたし、これからも予定されています。また、自分自身でも、新たな著作を刊行しますし、その他、党機関宛に必要な事項を求めることもします。

 

 それらはいずれにせよ選挙後ということで、明日から選挙が終わるまでは、徴用工その他、時事問題でも論じましょう。