昨日の日本記者クラブでの講演がすでに動画でアップされています。私のお話が66分程度で、その後、40分程度の質疑があります。どうぞご覧ください。

 

 

 講演の直後、国会で小池晃さんの記者会見がありまして、そこで私の除名処分について説明し、記者の質問に答えています。16分ほどの動画ですが、4分25秒頃からが私の問題です。途中、別の質問が一つありますが、最後まで記者が私のことを聞いていますので、どうぞ。

 

 

 本日、息子が私の誕生日でランチをおごってくれるそうなので、それが終わったら関西に帰ります。2月4日が誕生日だったのですが、2日に地区の調査を受けて5日、6日と処分の決定、確定があったのですから、人生のなかで最大規模に激動した誕生日でした。忘れることはないでしょうね。

 

 ところで、昨夜、夫婦ともに共産党員で夫は議員だという人からメールがあり、二人で共産党を離党したいというお話しでした。私は「早まらないでほしい」とお願いし、思いとどまってもらえることになりました。それに似たようなことを考えている人は少なくないと思いますが、是非、党にとどまってください。

 

 なぜなら、この除名処分の決定を覆したいと考えているからです。規約(55条)は、「被除名者が処分に不服な場合は、中央委員会および党大会に再審査をもとめることができる」とされていて、私は24年1月に開催することが決まっている時期大会での「再審査」を求めることになるからです。

 

 だから、もし、私をめぐる党の決定、考え方がおかしいと感じる党員がおられたら、是非、大会に向けた支部党会議で代議員に立候補し、地区党会議、県党会議を経て、全国大会にまで参加してほしいのです。そして、大会では指導部が私の再審査でやはり除名が妥当だという提案をするでしょうが、それに反対する一票を投じてほしいのです。

 

 除名を妥当だとする決議が多数で否決されたら、私が党に復帰できるだけではありません。私は分派ではなく多数派ということになります。50年問題の際、多数派から排除され、九州地方委員会に左遷された宮本顕治さんに対して、多数派は「宮本は分派だ」「排除せよ」と全国の党組織で決議をあげる大運動をしましたが、そんな多数派も宮本氏を除名することができず、党内にはあんな状態でも言論の自由が残されていたので、宮本氏は復権し、名誉を回復し、やがて多数派になって党を率いることになります。

 

 自分のことを宮本氏にたとえるのは面映ゆいですが、経過としてはそんな道を辿りたいと思っています。宮本氏と異なり、私はもう党員ではないので、難しい挑戦です。でも逆に、全国の党員にどんなに働きかけても、「分派」のそしりを受けることにはなりません。覚悟を決めて闘いますので、いっしょにがんばりましょう。

 

 さすがに、明日はブログはお休みするかもしれません。その後、私を除名する理由を書いた文書への批判をかねて、再審査を求める党中央への手紙の下書きを、このブログで連載したいと思います。