いやあ、困った。ピッタリだ。
19日は兵庫県芦屋市。内田樹さんと石川康宏さんとお会いする予定。もう12年も続けてきた『若者よ、マルクスを読もう』の刊行が、年内刊行の5冊目をもって、ようやく終わろうとしている。それで毎年恒例の暑気払いを設定したのだが、ちょうど台風が兵庫県を直撃しそうだ。
マルクスの著作を順番に取り上げ、往復書簡で論じ合うって、冷戦後の世界での果敢な挑戦だったけど、『共産党宣言』にはじまって、最終巻の『資本論』までやってこれるなんで、感無量である。だから、どうしてもやりたいのだけどね。別途、両先生にお願いしたいこともあるし。
そして翌日、台風は関東に向かう予想になっているが、私も朝から新幹線に乗って東京をめざすのである。4泊5日の出張だ。毎日大事なスケジュールを入れているので、1日延ばすといわけにもいかない。台風で新幹線が止まらないことを願うばかり。
さて、いまから本社に向かう。昨日書いたように、共産党を再生させるための本を書きたいという著者と相談するのである。原稿を読む限り、タイトルをつけるとすると、「志位和夫共産党委員長への手紙」みたいな感じになるのかな。行ってきます。