同じテーマの連載が続くと読者も疲れるでしょう。本日は中休み。

 

 「自衛隊を活かす会」(正式名称:「自衛隊を生かす:21世紀の憲法と防衛を考える会」)が活動を再開します。3月11日午後4時より、「自衛官の自殺をどう捉え、どう克服するか」をテーマに、衆議院第二議員会館です。ただし、3月6日が蔓延防止措置の期限とは言え、その後がどうなるか見通せないため、一般の参加はオンラインのみです。会のホームページから申し込めますので、ご希望の方はどうぞ。

 

 パネリストはいずれもこの方面の権威ですね。自衛隊のなかで、あるいは法廷で、さらにはジャーナリズムの現場で、自衛官の自殺をはじめ人権問題に精力的に取り組んで来られた方です。どんなお話を伺えるのか楽しみです。

 

 1つ弱点があるとすると、チラシを見れば一目瞭然ですが、登壇者が男ばかりなこと。防衛大学校にしても学生の1割は女性でして、自殺やいじめなど抱える問題には特有なものがあります。そこで、昨年10月に刊行されて話題の『防大女子』の編集をされた女性にも発言していただくことにしました。乞うご期待です。

 

 今年の夏に参議院選挙があると、次に予想される国政選挙まで、3年もの時間が空くことになります。安全保障って、選挙では票にならないものですから、そういう安定の時期に精力的な議論をすることが望ましい。そこで、「自衛隊を活かす会」は今後の3年間、その議論が促進されるよう、全力をあげるつもりです。改憲論議も高まるでしょうから、その議論ともかみ合ってくるでしょう。これもご期待下さい。