先日、立憲の地方議員と飲んでいて、その人は学生時代から泉健太さんと親しい関係にあったらしく、ボランティアでいろいろ協力して活動していたことを話しておられた。党首選挙で支持しているのは別の人だったようだが、泉さんの根っからの市民運動家としての側面を教えてもらって、新しい発見があった。

 

 それより少し前に東京に行ったとき、ある元官僚をお話ししたのだが、立憲サポーターの一員として小川さんを推したいなと語っていた。小川さんって、官僚にも市民運動家にも受けがいいみたいだね。

 

 メディアで仕事をしている私の息子は、北海道の函館支局に勤めていた頃、逢坂さんの評判がいいということで、少し敬服していたような感じがあった。西村さんは、そんな個人的なつながりで得られる情報はないけれど、立候補した時点と現在では、かなり覚悟が伝わるようになってきて、頼もしいなと感じることがある。

 

 候補者の違いが分からないとメディアで指摘されるけれど、自民党政治を転換したいという願いは共通しているのだから、それほどの違いはなくて当然だと思う。それでも、こうやって二週間、候補者同士が議論し、切磋琢磨することは、そしてそれを国民が目の前で見ることができるのは、疑うことなく肯定的だと感じる。党首の人となりに接することは、その党への信頼につながるしね。

 

 共産党の場合は、この土日で第四回中央委員会総会が開かれたが、報道を見る限り、党首選挙を実施する要望は出なかったようだ。ただ、SNSなどを見ていると、党員であることや所属支部も明確にしつつ、党首選挙を求める声も出ている。それに対して、「志位さん以外に党首は務まらない」という党員からの反論も寄せられたりしていて、議論は起こりつつあるというのが現状であろう。その流れは止められないのかもしれないね。

 

 この間、連載ばかりが続いて、単発記事の書き方を忘れてしまった。明日から東京出張なので、気分を転換してブログもがんばらなくちゃ。