はい、本日からです。いい表紙ですね。サブタイトルは「分断を対話で乗り越える」となりました。

 

 帯の推薦文、内田樹さんが書いてくれています。以下のような内容です。

 

 「九条の現実性と自衛隊の現実性にひとしく目配りをして、その共存の道を探る松竹さんのような人のことを、真のリアリストと呼ぶのだと思う。」

 

 ありがとうございます。出版社(晶文社)が帯文の横に書いているコピー、これでは読みにくいと思いますが、次のようなものです。さすがにこんなことは、自分の本を自分の出版社で出す時は、恥ずかしくてつけられませんよね。

 

 「護憲派と改憲派、保守とレベラルなど、意見の異なる集団間で生じる軋轢・分断を、対話によって乗り越える。イデオロギーの武装解除請負人ともいうべき著者が語る共存の作法」

 

 「イデオロギーの武装解除請負人」って、伊勢崎さんのコピーのパクリですよね。申し訳ない。

 

 出版社がアマゾンに寄せている紹介文は以下の通り。

 

 「世界中で分断と排外主義がはびこるいま、必要なのは、異論を認めたうえで対話を重ねる態度! 憲法九条を守りつつ、自衛隊の存在も肯定するという自身の立場から、歴史認識、自衛隊の海外派遣、慰安婦問題、拉致問題、核の抑止力……など意見が対立する数々の難題に対して、保守・リベラル双方の対話の場をつくってきた自称「超左翼おじさん」の著者が説く、共存の作法。」

 

 そして、まえがきより、以下のことが抜粋されています。

 

 「九条を大事だと思っている人も、自衛隊をリスペクトしている人も、あるいは改憲を求める人も、日本が平和な国であってほしいということは共通しているのである。『我、自衛隊を愛す 故に、憲法9条を守る』が出版された当時、日本と世界の現実が変化するなかで、これらの異なった考え方を結びつける条件、可能性が生まれていた。ところが現実は、お互いが相手を憎んでいるように見える。もっとお互いをよく知ろうではないか、異論は共存できるのだ、日本戦後史で最大の分断を乗りこえようと、私は訴えたかったのだ。」

 

 はい、ということで、ご関心のある方は、こちらから予約してください。よろしくお願いします。