『9.11から20年 人類は教訓を手に入れたのか』が納品されてきました。書店に並ぶのは月末になるでしょうか。

 

 見ただけで分かると思いますが、分厚いです。416ページもあります。泥さんの800ページの本をつくって以来ですね。

 

 通常、著者が20人もいると、原稿の提出時期その他バラバラになりがちで、どんどん刊行が遅れていくんですが、今回、そんな心配は不要でした。著者の一人(マイク・望月さん)はアメリカ在住で、その翻訳もしなければならなかったのですが、なんとかセーフでした。

 

 そして何よりも、この著作の準備途上で、バイデンさんが20年目の9.11までに全米軍をアフガニスタンから撤退させると決めたことは、この本が求められている現実の反映だと思います。この20年はいったい何だったのかと、誰もが思うようになっているということです。

 

 20年目の9.11を前に、この本を手にして、この20年の自分を振り返ってほしいなと思います。.私は、画像を見て分かるとおり、この本の著者に名前は連ねていませんが、実は、「あとがき」を書いています。

 

 「編者」あとがきなのですが、この本は「自衛隊を活かす会/編」なので、編者である自衛隊を活かす会」としてのあとがきである一方、版元であるかもがわ出版の編集者でもあるという、ちょっと複雑な立場でのあとがきです。

 

 でも、9.11があったから、出版社に身を投じることになったし、「自衛隊を活かす会」をすることにもなりました。9.11が自分の人生を大きく変える転機になったから、この変わったあとがきも生まれたということです。

 

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