出来上がったばかりの『花岡の心を受け継ぐ』を持って大館に行ってきました。一昨日と昨日です。本日は夜まで東京で仕事をして帰ります。

 

 一昨日はまず大館市役所へ。ゴールデンウィークから秋田杉をふんだんに使った新庁舎が稼働しているのですが、それに伴って旧庁舎が取り壊されます。けれど、この写真にあるように、歴史的な価値のある螺旋階段なども取り壊されるとか。残念としか言いようがありません。

 

 

 そして福原市長と面会。花岡の心を受け継ぐ』は、サブタイトルが「大館市が中国人犠牲者を慰霊し続けてきた理由」でして、24年間の市長を続けてきた自民党の小畑市長にもその理由を伺っているのですが、現市長になっても6年間続いているのですね。ですから、この本の帯には、市長から推薦をもらっていて、それでお礼をしにきたのでした。市長は開口一番、中国包囲網のようなことはいけないと仰り、亡くなった方を悼むのは当然のことだから、イデオロギーに関係ないのだと強い口調で、すごく印象に残りました。

 

 

 その後、関係者一〇人ほどに本を贈呈してまわり、昨日は朝から慰霊式。お昼からは、「日中不再戦友好碑をまもる会」がお寺でやっている慰霊式などに出席、最後は、その「友好碑」の場まで出かけて(写真)、平和の集いに参加してきました。

 

 

 そして、夜の10時に羽田に着いた次第です。池田香代子さん、2日間引っ張り回した上に、最後も遅くまでありがとうございました。私のさすがに疲れました。