昨年、高槻市から書類が届いて、何だろうと思って開封したら、何と介護保険証だった。65歳になる自覚はあったのだが、さすがにそんなものが来ると、ああ、人生も終わりに近づいているんだなあと、少しがっかりしたのを覚えている。

 

 数年前、血圧が少し高くなり、しばらく様子を見ていたけれど、なかなか下がらないので(といっても140を少し越える程度だが)病院に行って、毎月薬を処方してもらうようになった。毎日薬を飲むなんて、人生で初めての体験で、やはり年をとったものだと思うようになった。まあ、仕方のないことだよね。

 

 だけど、昨日、はじめてその現実に感謝!?することになる。そう、コロナワクチンの第1回目の接種完了だ。家から徒歩2分のかかりつけの診療所で打ってもらった。2回目は来月19日。

 

 この間、出張する度にPCR検査を受け、陰性という結果をふまえ、いろんな方にお会いしてきた。今後もしばらくは同じことをすると思うけれど、2回目の接種以降は、かなり気持が楽になるよね。

 

 2週間ほど前、インターネットと電話での予約が始まったが、どちらも1時間ほどの格闘であきらめた。がんばれば予約ができたかもしれないけれど、その場合、せいぜい7月になってからだろう。それよりも、かかりつけの診療所が、かかりつけの患者に限って接種すると聞いていたので、それを期待していたのだ。その期待通りだった。

 

 都会だからということもあるのだろうけれど、このあたりの医療システムはさすがだなと感じる。大規模接種は目立つけれど、そして町の診療所の活躍は目立たないけれど、しっかりと役割分担が出来ていれば、きっと急速に接種が進むんだろうね。

 

 私は痛くもなかったし、副反応もなかった。朝起きたら、注射した腕のところに痛みがあったけれど、これはこの腕を下にして寝てたからかな。土日はあまり仕事をしなかったので、明日からがんばらなければ。