内田樹さんとの対談があったことは、すでにここで書いた。その後、池田香代子さんを相手に、日本の官僚や政治のあり方を議論し、本日はいまから伊勢崎賢治さん。国際人道法と地位協定がテーマである。

 

 今後は、1週間ほど先に、布施祐仁さんの日程が決まっている。テーマは、日米地位協定をどうやったら改定できるかだ。これも難題であるが、大事な問題だ。

 

 当初、そこまでだったけれど、突如、古谷経衡さんとも対談することになった。さらに、地位協定といえば沖縄の視点が不可欠なのに、そのテーマが欠けていることに気付き、急きょ、関係する方との対談も入ってきそうだ。

 

 何が言いたいかというと、かなり忙しくて、ブログに頭が回っていないことだ。それと平行して、『「異論の共存」戦略 実践記』の直しもやっている。

 

 これ、出版社に対しては、お正月中に直すことを約束したのだが、やり始めてみて、もっと根本的に直したいと思うようになったのだ。サブタイトルはいろいろ考えて、「分断を乗り越えようと足掻いてみた」にしているのだが、その問題意識で書き直すのである。

 

 当初書いた原稿は、九条と自衛隊という異論の共存が出発点で、最後までそれにしばられていた。安倍さんが退陣し、加憲案が現実味をうしなうことになり、多少は工夫して別の論点も加えたのだが、それでは不十分だと感じるに至った。

 

 私自身、九条と自衛隊だけでなく、改憲と護憲、栄光史観と罪責史観など、いろいろな分野で生まれた分断を乗り越えようとして、文字通り足掻いてきた。別にそれが成果を生み出したわけではないけれど、その失敗も含めて総括しておくことは、この分断が深まる社会にとって何らかの意味はあるのではと思うようになったのである。

 

 こんなこともやったしね。

 

 

 ということで、いろいろ足掻いてみます。ブログは時間があったら書きますので。