何回か書いてきましたが、最終的にどうなったのかをお知らせしていませんでした。わが「自衛隊を活かす会」と兵庫県の9条の会(正式名称は「9条の心」で、兵庫県下の9条の会の連絡・連携組織)との共催イベントです。

 

 画像にあるように、今月24日(土)の午後です。会場はJR神戸駅近くの神戸市立婦人会館です。会場まで来ていただいてもいいですし(1000円)、リモートでの参加も受け付けています(無料)いずれの場合も人数制限がありますので、お早めに。

 

 テーマは「敵基地攻撃論を考える——憲法と安全保障の両面から」です。自衛隊を活かす会側からは、柳澤協二代表(元内閣官房副長官補)と林吉永元空将補が参加します。林さんは、もし日本が敵基地攻撃をするようなことになったら、それに直接参加する航空自衛隊の幹部でしたから(レーダー管制)、このテーマにうってつけですね。何を語られるのか楽しみです。

 

 もともとこの3月に実施予定でした。それがコロナで延期されたのです。

 

 3月の場合は、「自衛隊と憲法9条の関係をどう語るのか」がテーマになる予定でした。9条の会のみなさんは、「9条を守ろう」と訴えるわけですが、自衛隊を明記するのが自民党の案ですから、その自衛隊をどう語れば「9条を守ろう」という人が増えるのかが、とっても大切なのですね。

 

 そして、全国で主流となっているのは、自衛隊のことを否定的に語ることによって、「そんな自衛隊を憲法に書き込むなんて」という世論をつくろうというものだったと思います。だけど、自衛隊を否定的に語れば語るほど、自衛隊をリスペクトする世論が圧倒的な中で、世論とのズレが生まれてきたように思います。

 

 3月のイベントは、そこをどう打開するのかが問題意識でした。だけど、その後、敵基地攻撃が焦点になってきたということもあるし、何より安部さんが退陣して、改憲そのものにだんだん現実味のないことが浮かび上がっていると思います。現実にならないものをいくら議論してもムダですからね。

 

 というのは私個人の考え方で、兵庫県の9条の会の方がどう考えているかは、詳しく知りません。

 

 まあでも、とにかく、このイベント、お近くの参加は会場で、遠くの方はズームでお会いしましょう。参加方法は画像を見ればわかりますし、自衛隊を活かす会のホームページからもアクセスできます。