本日の朝、8時過ぎから30分近く、朝日放送ラジオの「おはようパーソナリティ 道上洋三です」に出演しました。発売後まもない『日韓が和解する日──両国が共に歩める道がある』について取り上げていただき、道上さんが核心部分を突っ込んでくださったのです。ありがとうございました。

 

 通常は(とりわけ最近は)、こういう問題を話題にすると、ネット右翼がうじゃうじゃとよってくるんですが、今回、それほどでもなかったようです。ディレクターの方からも、「反響がいろいろ来ておりますが、いつもは多いネトウヨ的な反響よりも、被害者視点のメールが見られます。丁寧にお話しいただいたからだと思います」というメールが寄せられました。ホッとします。

 

 くまざわ書店四条烏丸店のツイートでも、こういうのが流れてきました。「先週発売されたばかりの『日韓が和解する日』(松竹伸幸╱かもがわ出版)が出足好調です!📖 サブタイトルは「両国が共に歩める道がある」。ご近所さんと仲良くする。そんなふつうのことを当たり前にできる世界になってほしいものです」。

 

 本日の番組で、冒頭に、「本当に和解する日は来るんですか?」と聞かれました。常識的には、願望としてそうは言えても、具体的にその日が見えている人はいないでしょう。私だって、これまで何冊も本を書きましたが、これほど結論が見えないで悶々としたことはありませんでした。

 

 でも、悩んだ結果として、「その日は来ます」「すべてが解決するのはずっと将来になっても、和解の第一歩はすぐにでも可能です」と言えるようになりました。是非、多くの方々に思いを共有していただきたいです。