以前、このブログで紹介したが、広島、長崎への原爆投下につながった世界中の無差別爆撃の跡地に建てられている平和博物館を訪ねるツアー、明日が初日である。東京大空襲・戦災資料センターだ。

 

 これって、2月に中国の重慶、4月にドイツのドレスデンとスペインのゲルニカと続くのだが、明日、それら海外ツアーの説明をして、集客するつもりだった。ところが、2月の重慶ツアーまで四カ月近くを残した現時点で、催行人員を超える申込みがある。すごい反響だね。

 

 それを旅行社がどう捌くのかはしらない。だけど、明日はまだ余裕があるので、関心のある方は来て頂ければと思う。地図はここにあって、午後1時半開会である。どの駅からも徒歩で20分かかるので、お早めに。

 

 

 どの都市にある平和博物館でも、その館長さんをはじめ一流の方から、なぜそのような無差別空爆が行われたのかを聞くことができる。そうやって、広島、長崎の惨劇につながったことを理解しようということである。きっと、そうやって全体を訪ね歩くことで、理解が深まるのだろうということを多くの方が感じて、これだけ申し込んでいただいているのだろう。うれしいことである。

 

 明日は、このツアーすべての同行して頂く安斎育郎先生が、まずツアー全体の意義について語ってくださる。それに続いて、都留文科大学の伊香俊哉先生が、「国際人道法(戦時国際法)違反の東京大空襲」というタイトルで講演することになっている。

 

 伊香先生から送られてきたレジメを拝見すると、力のいれ具合が半端でないことが分かる。とっても楽しみだ。こういうツアーを企画したことで、ツアー客だけでなく、お話をする側にも大きな刺激になっているのだろうな。

 

 こうやってツアーが成功して、それが充実した本につながっていくのだと思うと、企画したものとしてやりがいもあるし、責任も感じる。がんばりたい。

 

 では、明日参加される方とは、現地でお会いしましょう。よろしく。