第2回目の米朝首脳会談の準備も進行中のようですね。ベトナムで開催とのうわさもあります。しかし、たとえ首脳会談が行われても、朝鮮半島の非核化の行方は不透明なままというのが、大方の観測です。

 

 私が心配するのは、日本政府が「待ち」の姿勢のように見えること。確かに核問題ですから、アメリカと北朝鮮の交渉に望みをかけるしかない要素が大きいとは思います。仕方のない面はある。

 

 けれど、北朝鮮が非核化されるかどうかで、もっとも大きな影響を受ける国の一つは日本でしょう。それにトランプさんが言っているように、非核化とセットになった体制保証のために資金を提供するのは日本だということになっています。

 

 このままでは非核化問題には口を出さず、カネだけは出すという結果になってしまいそうです。日本はもっと当事者意識をもって、非核化そのものに関わらなければならないと感じます。

 

 そこで、企画のご紹介。この度、八重洲ブックセンターが、柳澤協二さんと私の対談を企画してくれました。二人の近著(画像)の出版記念会を兼ねたものです。

 

 日時は2月11日(月・祝)の午後2時より(開場は1時半)。

 場所は八重洲ブックセンター8階ギャラリー。

 

 参加をご希望の方は、お二人の近著のうちどちらかをご購入することが必要です。

(1)書店に電話(03-3281-8201)をかけて予約し、当日、本を購入されるか、

(2)書店で事前に本を購入され、お渡しした参加券を持参されるか、

どちらかです。

 

 詳しくは書店のホームページをご覧ください。11日にお会いしましょう。