まずは初日の出。我が家は周りに高い建物がないので、見えちゃうんです。太陽は山から登ることになるので、見え始めたのは通常より10分ほど遅い7時14分でした。その山は、生駒山系のどこかの山だと思うんですが(飯盛山かなあ)、まだ調べていません。暇になったから、そのうち遊びに行かなくちゃ。

 

 今年は勝負の年ですね。なぜ勝負かと言えば、改憲が争点となって参議院選挙、ひいては衆議院との同時選挙が予想されるので、日本の防衛をどうするかが問われるからです(これは希望的観測で、防衛議論なき改憲論議になったら、改憲と護憲のどちらが勝利しても最悪ですが)。

 

 それが議論になるときに、抑止力に替わる防衛戦略を打ち出したいというのが、私の一貫した願いです。一言で言うと、「核兵器なき専守防衛」とでも呼べばいいでしょうか。アメリカの核抑止力を前提とした偽りの専守防衛から、真の専守防衛への転換と言ってもいいかもしれません。

 

 自民党は、専守防衛という言葉は生み出しましたが、それを相反する核抑止に頼り切ったままです。立憲民主党は、専守防衛をかかげ、最近、核兵器禁止条約の批准を口にするようになりましたが、それと矛盾する核抑止力と手を切るかどうか決断できていません。共産党は、自衛隊の否定という独自の立場を野党共闘に持ち込まないと宣言しましたが、専守防衛は否定したままです。他の与党も野党も自民党といっしょだということを隠しません。

 

 このままでは、「アメリカの核抑止力を前提とした偽りの専守防衛」という現状から抜け出せない。そこをなんとかしたいというのが、私の一貫した問題意識です。そういう問題意識を持って出版社で本を編集し、「自衛隊を活かす会」をつくり、いろんな努力をしてきましたが、それが実るかどうかが問われるのが今年ということになるでしょう。

 

 そうやって、このブログのサブタイトルにある「保守リベラルからリアリスト左翼」までが一致できる防衛戦略と政策をつくるのが、今年の私の抱負です。どうなることでしょうか。