39歳で不妊治療をスタートした話⑧「培養の結果は…」 | 松下恵美オフィシャルブログ

39歳で不妊治療をスタートした話⑧「培養の結果は…」

こんにちはパー松下恵美です。

 

今日は涼しいですね~。

 

夏は好きだけど、妊婦の夏は暑さ5割増しに感じられるので、

今日くらい涼しいと本当に助かります。

これで雨が降らなければベストなんですが、それは贅沢というものでしょうかね…あせる

 

 

…さて、前回無事採卵を終え、受精の結果を待っていた私。

 

その間に、以前受けた風疹抗体検査で「風疹の免疫がほぼ無い」と診断されていたため、

風疹の予防接種を受けに行ったりしていました。

 

妊娠してから風疹にかかってしまうと、赤ちゃんが

「先天性風疹症候群」という病気になる可能性があるため、

任意ではあるものの予防接種を受けておくことを勧められていました。

 

風疹予防接種はかかりつけの病院でなくても良く、

私は家から一番近い小さな内科医院で接種してもらい、

費用は3000円でした。

自治体によっては風疹予防接種の費用を補助してくれるところもあるようなので、

確認されてみるといいかもしれません。

 

そして11/4、待ちに待った結果確認の日。

 

番号を呼ばれて診察室に入り、先生から結果説明を受けます。

 

 

 

結果・・・

 

 

 

受精卵が4個採れていましたキラキラ

 

それぞれ発育状況も良好で、「3AA,4BB,4AB,4AA」の4つとのことでした。

 

評価は、

「胞胚腔の広がりの程度(ステージ)+ICM(将来赤ちゃんになる部分)の形態

+TE(将来胎盤になる部分)の形態」で表され、

ステージは1~6、ICM・TEはA~Cで評価されます。

では6AAが一番良いのかというとそうではなく、

ステージ5以上になると卵子を包む透明膜から中身が外に出てしまうため、

凍結に向かなくなるとのこと。

ステージ3,4でAA,ABなどであれば、充分凍結に進めるようです。

 

 

(↑ちょっと分かりづらいですが、病院で渡されたグレードの説明です。)

 

新百合ヶ丘総合病院では、基本的に全ての良好な受精卵を凍結させ、

移植時に融解して使用する方針とのことで、

私の場合も4個の受精卵全てが凍結されました。

 

凍結することによって、より胎内環境を整えた上で移植ができる、

というのが理由のようですが、

これについてはちゃんと説明が無かったので少々戸惑いました。

 

凍結せずに受精卵をすぐその周期で移植できるものと思っていたので、

タイムリミットのある高齢妊活者にとっては

「え?まだ移植できないの?」という感じでしたし、

新鮮胚を移植する場合50,000円で済むのに対し、

凍結胚を移植する場合、凍結と融解で100,000円かかってしまうので、

金銭的負担も大きいえーん

ちゃんと確認してくれたら良かったのに、と思いました。

 

 

新百合ヶ丘総合病院に限ったことではないと思うのですが、

リプロダクションセンターや産婦人科の先生は多くの患者さんを診て慣れてしまっているので、

相手が当然理解しているものと思って話を進めてしまうところがあると思います。

 

受け取った資料などは事前にしっかり目を通し、

こちらからどんどん質問して不明点をクリアにしておかないと、

いつの間にか処置が進んでいて、予期しなかった費用が発生している可能性もあるので、

これから体外受精に挑む方はぜひご注意下さい!!

 

と、いうわけで今回の治療費は

・胚盤胞培養技術料・・・20,000円

・胚凍結技術料および保存料(1年間)・・・80,000円

合計100,000円でしたコインたち

 

こんなに大きなお金がポンポン出ていくのは結婚式以来だなぁ…

なんて考えながらその日は帰路につきました。

 

 

胎内環境を整えるため11月の周期は見送り、

12月の排卵予定日周辺で移植を行うことになり、

次回は移植日を決めるため12月の月経周期で受診して下さいとのこと。

ズレる可能性もあるけど、仮で12月7日に予約を入れました。

 

年が明けたらすぐに一つ年を取ってしまうので、

年内に結果が出せたらいいな…と祈りながら。

 

次回、いよいよ移植日が決まりますビックリマーク