ドクッ、ドクッ、
「出ちゃった……っ♡ 出ちゃったぁ……♡」
激しい心音が早鐘のように耳の奥で鳴り響いている。
顔はほてり、全身から力が抜けて指一本動かせない。潤んだ目で天井を見つめる私の身体は、すでに汗と体液でぐっしょりと濡れていた。
普段はめったに風邪なんて引かない私なのに、久々に37.6度の熱を出してしまったのだ。
(きっと10日以上お酒を飲んでないからだ…)
飲酒が当たり前だった私にとって、禁酒は8年ぶりだった。体が驚きSOSを出したに違いない。
この身体の火照りはまるで、潮を派手に吹き散らかし、何度も何度も絶頂したあとのようだ。
マットレスの上でぐっしょりと汗に塗れ、まるで激しい性交のあとの賢者タイムのように全身を脱力させている。
薄手のパジャマの下には下着なんて着けておらず、熱と興奮で尖りきった乳首が、生地をぷっくりと押し上げてビンッと立っていた。
「会社に私の身体のこと、報告しなくっちゃ……♡」
淫らな姿でベッドに横たわり、身体をさらに熱くさせながら、脳内はエッチな妄想でいっぱいになっていく。……こんな身体じゃ、まともに仕事なんてできるわけがない♡
「あぁ…あつい♡ 」
熱を冷まそうと、パジャマの中に手を忍ばせ、ぷっくりと膨らんだクリトリスをカリカリと弄る。
いつもより敏感になっていて、指が触れるたびに下腹部から甘い痺れが突き上がってきた。
「あぁっ♡ イくぅ……♡」
まさに絶頂の波が押し寄せようとした、その時だった。
「ただいまー」
ガチャリとドアが開く音がする。夫が仕事から帰ってきたのだ。
あとちょっとでイけそうだったのに……!
不完全燃焼のまま手を止めざるを得ず、私は布団の中から「おかえりー」と声をかけた。
(夫にこのぷっくり膨らんだクリトリスを口に含んでほしい……優しくちゅうちゅう吸い上げながら、尖った舌先でレロレロって舐めてほしい……♡)
そんなスケベな妄想を膨らませながら、夜は熱いキムチ鍋を食べた。
身体の内側からもマグマのように熱が湧き上がり、全身汗でさらにびっしょびしょに濡れていく。
食後、汗を流すためシャワーを浴びる。浴室の扉越しにふと耳を澄ますと、寝室の方から夫の小さな喘ぎ声が漏れ聞こえてきた。
夫もムラムラの限界だったらしい。
シャワーから出ると、夫が気まずそうに「オレも入る」と入れ替わりで浴室へ入っていった。
寝室のゴミ箱に捨てられたくしゃくしゃのシコティッシュを見つめながら、私は。
(あーぁ……シコティッシュにしちゃうなら、私のおマンコの中で出してくれればよかったのに……♡)
そう悶々とするのであった。
ーーーーー
翌朝。熱は一向に下がっておらず、今日も会社へ休みの連絡を入れなければならなかった。
(今日も私のカラダのコト、みんなに知られちゃうんだ…♡)
連絡を終え、ふと下半身に意識を向けると、熱く下着の中が生暖かくヌルヌルする感触がある。
「また溢れちゃってる……♡」
夫が仕事へと出かけたカギの音が響くと同時に、私は待ってましたとばかりにクリトリスへ手を伸ばした。
昨日の寸止めの反動もあり、指の動きはもう止められない。
「んぁー♡ きもちい……♡」
右手で優しくクリトリスを擦り上げると、腰が浮き上がり、身体がビクンビクンッ!と大きく跳ねた。
左手は、胸に伸び、たぷたぷと乳房を揉みほぐすように動かす。人差し指を乳首に当て、さわさわと触れるか触れないかのところでつつく。
「イくっ♡ イくっ♡ イくぅぅぅ……♡♡♡」
ビクビクビクッ♡♡♡ビクン♡♡♡ビクン♡♡♡
頭が真っ白になり、快楽の余韻が甘く全身を駆け巡り、足先がビリビリと痺れる。
「ハァ、ハァ♡♡」
気持ちよかった…♡
たくさん体液を放出したおかげか、その後熱も下がって元気を取り戻した。そして、その足でウキウキと一人カラオケへ向かったのであった。
太いマイクをぎゅっと握り締めながら…唇を寄せ、一生懸命に口を動かし、ディープスロートをイメージしながら歌ってスッキリとした。