総務部の岡田です。
先日、あべのハルカス美術館で開催中の「歌川広重の浮世絵展」に行ってきました。
実は、これが私にとって人生で初めての浮世絵鑑賞でした。
展覧会に入ると、まず目に飛び込んできたのは広重の鮮やかな色彩です。
特に印象に残ったのは、「広重ブルー」と呼ばれる独特の青色。
海や空、川の色が深くて美しくて、まるでその風景に吸い込まれてしまいそうな感覚に陥りました。
単に鮮やかなブルーでは無く、濃淡が絶妙でした。
そして、作品一つひとつに込められた細やかなディテール。
遠くの山々や川の流れ、街の喧騒まで、すべてが生き生きと描かれていて、ただの「絵」ではなく、
その場の「空気」をも感じられるような不思議な体験でした。
雪がしんしんとふる音が、聞こえてきそうでした。
やはり、後世に受け継がれる作品はどこか違うなと感じました。
最後に、
人が多すぎて、入館からでるまで3時間かかりました。www