令和2年、県内各地の雪まつり行事は暖冬小雪で開催に波紋が起きた。
同時期の、鶴岡大山新酒まつり開催にも課題はあったと言う。暖冬小雪ではない。
去年6月の山形県沖地震による被害復旧の兼ね合い。
復旧半ばながら、被害支援に対する感謝の意味もあり25回目の開催を決定した。
昨年末、このような背景の開催決定を知りすぐに前売りチケットを手配し同時に宿泊ホテルの予約を完了した。3年くらい前から、購入チケットにより酒蔵を回る順番が指定されるようになった。
開催の半数以上参加している。
自称常連
どまんなか商店街の物販担当者とも顔見知りとなっている。
今回は、栄光冨士→白梅→出羽之雪→大山のコース。
行列を作り前後の人達と、交流し会話が盛り上がる。
最初の蔵では、熊本から「日本酒イベントを回っています」と言う女性。熊本城の復旧が進んでいる事水前寺公園も賑わっているなど聞いた。大山では、4蔵回る時間がなく一つだけ体験し、越後湯沢の酒まつりに移動するとも。

4蔵を回って搾りたて、新酒をいただいた。
試飲などでなく、十分な量だ。
蔵に入る行列では、1升瓶の熱燗酒が振舞われ「なみなみ頂戴」の要求にも乗ってくれる。
チケットには入場スタンプが押され、缶バッチを貰う。4個が集まり、最後は出羽商工会本所で5個目の達成缶バッチだ。

この後「雪の降る街を」放浪する酒場巡りは、毎年ながら新しい思い出となり重みを増していく。