また山登りの話題です。
今回は、山形県と秋田県境に位置する標高2236メートル 鳥海山です。
いつもの山仲間で計画したもので、天候次第では即温泉宿で宴会に切り替える。
極めて自由な登山です。
鳥海山には過去5回くらいの登頂経験があります。
皇太子殿下の鳥海山ご登山警衛警備もありました。
そんな経験の中で、今回はより沢山の体験・思い出がありました。
まず、自宅を午前2時過ぎ出発です。
集合が中山町のとある解放駐車場です。
薄暗い中で荷物を乗り合わせのマイカーに積み込みました。
今回のメンバーに、中国観光から帰国したばかりの即席登山家もおります。
酒田みなとICまで高速を利用して、鳥海ブルーラインを鉾立パーキングめざし走ります。
午前5時15分鉾立て到着。酒田からの合流メンバーも追っかけ到着しました。
くだらない挨拶の後、いよいよ鳥海山頂を目指して行軍です。
カメラマンを入れ替えての記念撮影です。スマドラタオルが わ・た・し・です。
平場と変わらず熱くなりそうな快晴の空です。
歓迎してくれるお花は、リンドウや岩キキョウでした。
鳥海山頂、七高山2230メートルに到着。しかし後続遅れ組は待てども現れず。
しびれ切れて、携帯へ、すると不概して文句らしい応答。
新顔メンバーの登山靴底が剥がれて、傷痍軍人さながらの状況とか。
孫の運動会お昼弁当開きほど食料を詰め込んできた新顔さん。
どうにかみんなで弁当開きをして、下山会議へ。
新山山頂(2236メートル)に、トライしない話は納得できない。
根っから山男3人は、一気に駆け上りました。
残り3人は、山頂小屋御室で昼寝タイムでした。
いよいよ下山に!登りは外輪コース、下りは千蛇谷コースです。
初体験、目の前のメンバがつまずきジャンプ。着地で支えきれずそのまま登山道から滑落。
ブッシュに墜ちて岩場に転がり止まった。呼び掛けに一瞬反応なし。最悪も想定!
奇跡なのか、新山に登り胎内くぐりで無事を祈願した御利益か。
山頂を振り返り、恵まれた登頂に感謝と御礼を申し上げました。
良かった、良かった。象潟のお宿について、笑い話で盛り上がったのも不思議です。
翌日は、お宿のお勧めで鳥海山の伏流水が滝になって落ち込む「元滝」を見物。
十和田奥入瀬に負けない元滝の瀬を楽しみました。
さすが、日本100名山 登山者の多さに改めて仰天です。
相当高齢のグループは、この前の槍ヶ岳はね・・ あそこの山は・・とつきない登山の話題で元気に登っておられました。 中高年万歳!






