報恩講参り 師走に欠かせない慣わし | 松つぁんのガーデンブログ

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寒暖差に恵まれた里山でDIYやガーデニングを勤しんでいます。
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家庭菜園でメロンやマスカット作りなども楽しんでいます。

2023年12月5日

 

昨日は菩提寺のご住職のお参り。

正式には「報恩講参り」と言いますが、我が家では

1年の終わりを告げる最初の行事です。

 

 

報恩講って何?

報恩とは恩に報いること。ダレに?

わざわざ来ていただくなくとも?お布施もいるし。(笑)

 

 

家のご先祖に対して親鸞聖人さんが書かれた

「正信偈」のお経を仏(ご本尊)さんにあげてもらうため

これをお勤めとしてお参りしてもらっているのです。

 

 

有難いなぁ、もったいないなぁ

家まで来ていただいているのですから。

本来ならお寺さんへのお参りが当たり前なのでしょうが

これが現代ではなかなかね。お布施もいるし。(笑)

そこへ行くか。ははは

 

 

私たちの住まいや暮らしのなかには

縁起という慣わしというか文化行事が多く見られます。

 

 

縁起木の中でも代表格のマツ。

古来から不老長寿の神木と崇められ、

「門かぶり」や「見越し」として用いられて来ました。

 

 

マツの枝が横に長く伸び、

その枝の下をくぐって住まいに通したり、

塀の向こうに見えるようにしたマツを指します。

 

 

玄関に入るまでに遠回りさせたりして

様々なおもてなし(茶の流儀)が細工がされている。

多くは実用的でなく縁起を担いだもの。

 

 

だからといって、幸せが?といえばそうでない。(笑)

このお家に来れば福がありそうみたいな雰囲気を演出する

ためのものと私は解釈しています。

 

 

 

紅葉が残っている中庭を見ながら廊下を。

 

 

4軒ずつ檀家を回られていて、いつも我が家が最後のお参りに。

喉がガラガラに。(笑)

「葬儀が多くてまさに師走ですな。」

母親の天寿を全うする日が迫っていることも

話しておきました。

 

 

あとわずかの1年。年送りの準備に入ります。

畳替え、障子張り替えは済ませているので仏壇の掃除。

中にある仏具を出して、お手入れをしてもいいかと。

 

 

師走には欠かせない慣わし。

お粗末な住まいですが勉強がてら書いてみることにしました。

 

 

 

老健ホームから移って5年。

もうすぐ卒寿と白寿の中間の「珍寿」を迎えようとする母親。

意識も途切れがちで心臓もかなり弱っています。

 

 

病院(看護部長)より電話。

「コロナワクチン接種申請書が来ましたか?

無理強いではないのですが、

接種をしていただきのでお願いします。」

 

 

えっ、(心臓が弱っているのに)打たせるのですか?

「いちおう決まりなので…申請書を持参下さい。」

ワクチン接種して、もしかしてと思う私。

 

 

判断できないので担当の看護師さんと相談して決めることに。

拒否できるのですか?

「病院としては決まりなので」もう一人の看護師は「ちょっと心配はあるけど」判断は保護者に任せたいみたい。

 

 

先生はどうおっしゃっているのですか?

接種をするようにとのことらしい。

医師の指示なら信じるしかないので承諾することに。

 

 

昨日、姉が見舞いに行くと、

「もうあかんわ。酸素マスク付けていた」と。

危篤状態なら私のほうに連絡が入るはず?

ないってことは、持ち直したのかな。

 

 

昨年の今ごろ、医師より

「良く持ち堪えて年内。家族は覚悟しておくように。」と?

1年経過してしまった。

長生きに越したことはないけど、精神的に疲れます。

 

 

 

見納めの河川沿いの紅葉並木。

さすがに師走。色落ちが見えるものの

ここは日陰で渓流沿い。粘り強く頑張ってくれています。

 

2日前、下から撮りました。

 

今年は枝葉が少なくて、

花吹雪が舞い散るような「散り紅葉」は拝めませんでした。

 

 

ズームアップすればこんな感じにも。

 

葉量も昨年の半分ぐらい。

 

先ほど、カーポートから農業倉庫方面を

散策していると、見事に紅葉しているモミジ並木を

見つけましたので、アップさせていただきました。

 

 

なかなか色鮮やかです。

裏庭につづき、

与作の皆様にスギを伐採していただいた手前側です。

風通しが良くなって、目覚めたのかな。(笑)