2022年1月14日
2021-12-27号「一日早い正月飾り」で
門松やしめ縄を目印に
年神様を家にお招きする話を書きましたが、
年神様はお家のどこへ?
そう、松の内まで鏡餅に宿られて過ごされるのですね。
関西では、
お正月が明けた15日まで飾って置くの決まりで
この期間を“松の内”と呼んでいます。では鏡開きとは?
年神様が宿った鏡餅は、無病息災を願って
とんど焼きで焼いて食べます。これを鏡開きと言います。
つまり、
とんど焼きは悪運を払ったりするための行事で
正月飾りや古くなったお守りなどを焼くのも精神の浄化を
行うものと信じられているのです。
そんなとんど焼きも
近年、煙の匂いが家の中まで入って来るから止めてほしい。
危ないからと消防署へ苦情があったり、
とんど焼きが野焼きと同じ扱いを受け、
行われにくくなっている地域があるそうです。
そんなとんど焼きを好ましく思わない人たちにも…。
正月飾りをゴミ処分に出すわけにはいかず、困ったと。
昨日も、大事そうに紙袋を持った見かけないご婦人が数名。
紙袋から正月飾りが顔を出しています。(笑)
伺うと、正月飾りをどうしたものかと?
とんど焼きをしているところを探してはったのだ。(笑)
同じムラの団地にお住いの方でした。
「以前は空き地で焼いていたのですけど…」と。
「どうぞどうぞ」
声掛けを待ってはった?
話をする機会もなかった方々ですが、とんど焼きで
話しが弾みました。(^^)
私の班の“とんど”
やはり強風に遭うと危ないので
最近は小さめに作るようにしています。