年末やお彼岸には、これが全部使われます
夫の姉が産まれた直後から、義母と祖母が始めたお餅屋さん
はじめは小規模だったものの、ひょんなことから納入することになったスーパーの成長と共に一時期はたいそう羽振りも良かったそうな~
今は食生活の変化と不況で売上も激減
80過ぎた両親がなんとか続けて居てくれています
良く跡は継がないの?と聞かれるのですが
子供の大学の学費も出ないほどなのでそれは無理
ブルーのダウンが爺ちゃん84歳
抗がん剤の注射治療を受けながら早朝から現役で働いています
仕事場は冷暖房一切ナシ
みんな背中にホカロン貼ってます
爺ちゃんが大きな釜で炊いた自慢のあんこがぎっしり
3秒位できれいに丸めますよ~
年末は自宅の座敷がこの通り
畳の上にダンボールとブルーシートを敷いて
お餅がこれでもかと並びます
27~30日は朝3時から仕事がスタートするので
家族以外のパートさんアルバイト12人分の朝食、3時、夜食
そして家族11人分の3食の用意をします
お買い物がこれまた半端ない量
毎日15000円位買っちゃいます
食事は家族が揃って食べることがないので鍋は出来ず
年代層が幅広いので、とにかく品数多く冷めても美味しいものを心がけています
写真のおにぎりはパートさんの3時&夜食用
一日2回作るので、一日2回ご飯炊いていました
良く大変でしょうねと言っていただくのですが
「あんたの頭の中の100倍シンドイで~」
人間極限までしんどくて追い詰められると
いろんないさかいが勃発するものです
12月にはこれで最後かもと言っていた爺ちゃんですが
来年もやりたいと意欲満々
仕事に対する意欲が病気をやっつけてくれているのでしょうね