本日の日経平均株価は続落し、97円66銭安の1 万5523円11銭で引けた。
もっとも、前日のニューヨークダウが300ドル以上下落したことを考慮すれば、下落幅は限定的だったといえる。
欧米と比較して、日本株の堅調さが際立つ。
アルゼンチンの債務不履行問題や、ポルトガル大手銀行の経営危機報道を受けて、欧米の株式市場は軒並み大幅安となった。
それに対して、為替市場では1ドル=102円台後半と円安基調が維持され、このことが日本株の下落が100円以内に留まった要因となった。
これまでは、金融不安が広がると安全資産とされる円が買われ、結果として円高となり、輸出産業を中心とした株安につながることが多かった。
今回については、その流れにならなかったことが幸いしたといえる。
もっとも、今後のことを考えると、本当に幸いだったのか疑問符がつく。
円高→株安 の流れは勿論厄介だが、そもそも何故円高になるかと言えば、円という通貨が安全資産とみなされていたからに他ならない。
今回その流れにならなかったことは、すでに円が安全とは思われていないからとの解釈も成り立つ。
日本国の債務はGDP比200%。
このことが意識され始めたのではないか・・・・