メンタル弱め、時短パートの私
マイペースで適当の信念を貫くオット
こだわりの強者!ASDのムスコ
そんな3人の日常生活を書いています。
こんばんは。マツコです。
子供が夜に寝てくれないというブログを読んで、ムスコも幼い頃は寝てくれなくて困っていた事を思い出しました。
子どもが寝ないのは本当にしんどいよね![]()
当時の事を思い出しながら、今日は、寝てくれなかったムスコとの話を書きたいと思います。お付き合いいただけたら幸いです。
ムスコは赤ちゃんの頃から長く寝るタイプではなかったので、周りの子が20時には寝てるとか10時間は睡眠してると聞いては羨ましかったです。
幼児期もお昼寝を少し(10分くらい)でもしてしまうと、夜が12時就寝コースだったので睡眠時間のコントロールに試行錯誤していました。
ムスコが昼寝した瞬間に、私の頭の中にはドラクエの宿屋のBGMが流れてた
(ムスコだけHP全回復!)
そのせいで、寝不足が続いてストレスが溜まっていた私は、ある嘘をつき始めたのです。
名付けて
夜遅くまで起きている子どもは
鬼ヶ島ランドに連れていかれる作戦
①子どもが鬼を怖がっている
②ディズニーランドのようなテーマパークを知っている
ということが前提の作戦です
幸い、ムスコが通う幼稚園の豆まき大会では本格的な鬼が登場するので鬼をめっちゃ怖がっていました👹
準備ができた所で、オットにも芝居を付き合ってもらい作戦決行です。
夜の9時半頃、ムスコに聞こえるようにヒソヒソ話します。
私「そろそろ鬼が来る時間じゃない?
」
オット「さっき、コンビニに行ったら会ったよ
」
私「えー。今日は早いんだねー
」
ムスコ「…なあに?
」
私「あ、聞こえちゃった?子供には秘密の話だよ
」
ムスコ「なあに?
」
私「実はね、22時過ぎても起きて遊んでいる子どもは鬼ヶ島ランドに連れて行かれて鬼と朝まで遊ぶんだよ
」
ムスコ「…え?
」
鬼ヶ島ランドは更生施設で鬼は公務員
オット「22時過ぎると鬼たちが家を見回りして、起きている子どもを集めて連れて行くんだ。さっき、お父さんも鬼に会ったよ」
ムスコ「おに、いや
」
私「布団に入って目を閉じていればバレないよ。でも、遊んでる音がすると鬼が家に来ちゃうよ。」
発達ゆっくりな息子には、4〜7歳までこの作戦が効きました
だからといって、毎回大人しく布団に入るはずもないので、時には、オットに玄関で鬼と話す演技をしてもらったり、大人は子どもが産まれると鬼ヶ島ランドの説明と連絡先が教えられて、年に5回までは夜更かしを免除してもらえるチケットがあるなど、真剣に嘘話をしていました。
あと、鬼ヶ島ランドの入り口には、ガラムマサラっていう門番がいるとか、うちの担当がペスカトーレという鬼からアーリオ・オーリオという鬼に変わったとか。
最後の方は、適当な設定でしたね
そして、小学生になりペスカトーレがパスタだと分かって、鬼もいないと気づかれました。
嘘をついたのは良くないけど、ムスコは眠くない時に布団に入って目を閉じるという事が出来なかったので、その練習になったと思います。
そんなムスコも中学生になり、また24時くらいまで起きている事が増えたので「鬼がくるよ」と言ってみたけど、「つまらない嘘をつくな」とムスコに怒られました
母は、ちょっと淋しいです。
ちなみに、この作戦は、東村アキコさんの本を参考にしています。
子どもが生きていればOKと思って、がむしゃらに育児をしていたあの頃が懐かしい


