自民党改憲草案

自民党は唯一、独自の改憲草案を持っています。
新党大地も含めた他の党は、そこまでのものはありません。
私は、国民の憲法だから、国民の側から改正草案を立てるのが道理。
政党から、草案を提起するのは順序が逆だろうと考えています。

今の自民党の改憲草案は、かなり国家主義寄りな内容といえます。
憲法の改正を権力者がやりやすくする、
自衛隊を、国防軍にする、
公の秩序を害することを目的とした表現は認めない、
家族は互いに助け合う義務を持つ、等。
国民そっちのけで、政府の権力強化や
あげくは、道徳の内容まで憲法に含めようとしています。
なぜ、こんな時代後退したように見える改正内容なのかと、
訝しむ方も多いと思います。
これは、草案を作成した時期が、野党時代のものだったからです。
野党時代ですから、国民感情を繋ぎ止めるような常識的な意図よりも、
少し過激な本音を書いてしまいました。

ところが、この草案をまとめた年の暮れの衆院選で自民党は勝利してしまった。
昨年の自民党の勝利は、有権者が民主党にNOという意思表示を示しただけで
ほとんど自民党の憲法草案に賛成しての勝利ではないのです。

このような草案ですから、批判も多く、おいそれとは改憲までいかないだろう
と安心しているかもしれません。
しかし、今回、参議院も自民党が圧勝し、運営に自信がついたら、ほぼ間違いなく
この案を押し通そうとするでしょう。
なぜなら、この草案憲法の実施によって、
国民の権利をより規制し、
政府の権力をより大きなものとすることができるのですから。

このような憲法改正は、絶対に認めてはいけません。

■　７月１８日
　引き続き地元北見を遊説します。
　鳥越良孝道議会議員に応援弁士として終日一緒に遊説していただけます。

８：３５　北見市留辺蘂町　留辺蘂総合支所
　～北見市留辺蘂町・道の駅・おんねゆ温泉、置戸町役場、
　　訓子府町JAきたみらい訓子府支所、北光地区、中ノ島団地、北見市桜町
１３：１０　北見市春光町コープさっぽろ・きたみ春光店
　～小泉団地、ひかり野、端野住宅街、北見市並木町、北見市北進町

１９：００　北見市北５西３・ロータリー広場にて決起集会