最古最大磨崖仏
~行場めぐり~
笠置寺
(撮影日2021・2・25)
今回は行場めぐり最終回です!
千手窟
虚空蔵磨崖仏
虚空蔵磨崖仏
12mの岩肌に刻まれた9mの仏さま。
その作成年代は、弥勒磨崖仏と同時期とも、平安時代とも伝えられています。
周囲に建造物がなかったため、元弘の戦乱の炎からも守られ、今日もそのお姿を拝むことができます。
唯一はっきり姿を留めているのがこの虚空蔵磨崖仏です。
高さ12m、幅7m。奈良時代後期の作と推定されています。
美しい~優しいお姿~
いつまでも拝顔していたい気持ちに成りますね・・
昔の技術は信仰からくるものなんでしょうね・・
人と比べると巨石の大きさが分かりますね・・・
胎内くぐりは、山頂なので瀧が無いので、胎内くぐりをくぐることによって清めたそうですね!
ここをくぐって行きます・・
アップダウンの激しい行場めぐりです
太鼓石もくぐりますよ・・・
更に登って行きます・・・
ゆるぎ石
元弘の戦乱。笠置山を取り囲む鎌倉幕府方に対し、武器によって応戦していた天皇方でしたが、続く戦いの中、武器だけでなく、下から攻める敵方に岩を落として応戦したと伝えられています。
「ゆるぎ石」はその名残で、不安定なため、端を押すとゴトゴトと揺れるので、この名が付きました。
随所で笠置の町が望めます
ここを登れば・・見晴らし台です・・
皆さん頂上で一休みです・・
蟻の戸わたり
見晴らし台から下りると直ぐ難所が・・
ここを登れば・・・
陽が射してきました・・・
最後の上り坂です・・
登り切ると平らな道に・・
右下は、もみじ公園です!
.後醍醐天皇行在所跡
最後の力を振り絞って、ここを登って行きます
.後醍醐天皇行在所
笠置山の頂上に「後醍醐天皇行在所(ごだいごてんのうあんざいしょ)が作られています。
京の都を追われ、奈良、和束も安住の地でなかった後醍醐天皇は、この地に三種の神器とともに行幸され、この地が南朝の皇居となりました。
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後醍醐天皇は、この地で「うかりける 身を秋風にさそわれて 思わぬ山のもみじを見る」と詠まれました。
句がボケていますね・・
.後醍醐天皇行在所
降りて最後の伽藍は・・・
大師堂
お地蔵さんにお礼を言って~
ようやく・・行場巡りのスタートラインに戻ってきました・・・
山門を振り返り・・
これで私も少しは賢くなったかな・・・(笑)(笑)
煩悩も消え去ったかな・・・
と思った瞬間・・・・全て戻ってきてしまいました・・・
いつまでたっても修行が足りない自然派ですね・・
長い笠置寺シリーズはお終いです・・
追記
今日は暖かいいい天気でしたね、昼前から「真田庵「慈尊院」「丹生官省符神社」にお参りしてきました、後日の案内に成ります。
※この方が毎日、目の前に・・お越しに成ります!
お終いです!