千葉・松戸両市:老朽化で漏水事故を受け水道管更新、県に要望

8/24毎日新聞より



7月に千葉市と松戸市で水道管の漏水事故を受け、23日に両市は県に老朽化した水道管の更新を求める要望書を提出したとのことです。

要望内容は
老朽管の計画的で優先的な更新
漏水事故発生時の速やかな情報提供と応急給水
を求めました。

どちらの管も敷設60年
漏水事故の際、県から両氏への情報提供は発生から2時間以上たっていました。

千葉市は濁り水、松戸市は断水160戸でした。
水道管の大きさが影響したのかなと思います。千葉市は200mm、松戸市のは500mm管でした。

事故から、県の対応の聞き取りを続けていますが、

県水道局に確認をしたところ
県管轄の水道管は9300㎞
そのうち
60年経過した管は0,7%の69㎞あります。
千葉も松戸市の管も定期的な点検を行い問題がないとされていた管です。
今の点検では今回の様な老朽化した水道管の破損の前兆を見つけられないということだと考えています。

これまで災害による漏水や断水は想定していも老朽化による事故の想定はされていなかったことが分かりました。

またすぐに事故を措置する、給水車を送るなどの短所的な対応は比較的スムーズでしたが、市への連絡、断水場所の把握や給水車が必要な場所の把握、市・住民への情報提供は課題だらけです。

給水車を水道局は複数台待機させていたそうですが、ある地域では給水車を要望するということも分からず、結局給水車は配置されなかったという事例もありました。

老朽管の更新計画の前倒し、
災害以外の事故の際の、市町村への連絡、住民への対応、県が行う措置、市が行う措置、給水車の配置までの流れ、トイレなどの支援、長期化した場合の対応などの改善を引き続き求めていきます。

引き続き情報を集めています。
漏水事故の際に断水の被害にあった方で、当時の状況をお聞かせいただける方はご連絡ください。