発議案の内容と今の質問、何が違った?



今日は環境生活警察常任委員会を傍聴

議員傍聴席にテーブル付き椅子が一部導入されていてメモが取りやすかったです、ありがたや。

委員会では
議案に加え
発議案(議員が提案)
請願(県民などが提出)
が付託され審議されます。

議案は第2号と第3号が付託され
どちらも全員挙手で可決すべきものとなりました。

今回私が注目したのは発議案の一つ

「フッ素化合物(PFAS)汚染の原因究明と対策を求める意見書」

が付託されていました。
これは市民ネットワークの川口議員、共産党、リベラル民主(秋葉議員)から提出されているもので、フッ素化合物(PFAS)汚染について国に検査と情報提供など必要な対策と支援を求める内容です。

フッ素化合物(PFAS)汚染は県内でもフッ素化合物(PFAS)の数値が柏市や鎌ヶ谷市で基準値超えが測定され、県内でも不安と関心が高まっています。
議会でも川口議員が取り上げたのを皮切りに、自民党では高橋(祐)議員、立憲では伊藤議員なども質問したりして調査や対応を求めていました。
(松戸市では現在検出されていません)

ですので、発議案は多くの議員の賛成があるのかと思いきや
結果は賛成は
川口議員と須永議員の2人のみ
で反対多数となってしまいました。

ここでも、
内容よりも誰が言ったかが優先されてしまうのか。

なんとも不思議だったのは、

フッ素化合物(PFAS)汚染についての発議案が不採択すべきものと採決されたすぐ後に、
高橋(祐)議員が(自民党、副委員長)
フッ素化合物(PFAS)汚染について質問して、調査や対策を求めたこと。
私にはさっきの発議案の中身と異なる主張は見つけられませんでした。

残念ながらこのようなことが県議会では見受けられます。
まあ市議会もでしたが。
今回は質問と発議案でしたが、ほぼ同じ内容の二つの発議案の賛否が異なったりと。
県民のために、中身を議論する議会になってほしいと毎回思います。