松戸市の小中学校体育館へのエアコン設置


暑くなってきたからか、松戸市の学校の体育館にクーラーつかないの?


なんて聞かれることがちょこちょこ出てきました。

つきます!

ちゃんと記事を書いていなかったので改めて説明します。
今年の3月の市議会で令和7年度中に小中学校と市立高校、その他一部の体育館施設に空調設備の設置が決まりました。

令和6年度に設計がされ、7年度に工事となります。

(すみません、まだ2年かかります💦)


ー設置される所ー
小学校46校
中学校20校
市立松戸高校
体育館(柿木台、市民交流会館、青少年会館、東部スポーツパーク、和名ヶ谷スポーツパーク)





え~すぐはつかないの?
て思いますよね💦
ほんと早くしてほしい。
規模が大きい分、設計するだけで1年、工事で1年というスケジュールです。
公共工事、非常に時間かかります。

近隣の柏市、流山市などでは小中体育館に空調設置はとっくに決まっていたので、やっと松戸市も重い腰を上げたのでしょう。


市の仕組みの話ですが、

市民からの提案などから議員は一般質問などで政策の提言をします。

また市民の方も直接意見を届けたり、請願を出したりします。

最終的に、提案を受けて、やるかやらないかを決めるのは市長です。

議会は市長がやると決めて提案してきたものを賛成反対のどちらかの意思を示して決定します。

議員は結局提案と最後のジャッジしかできません。(厳密にいうと議員提出議案などもありますが、それは少し置いておいて基本の話で今日は話を進めます)


地方自治体において市長(首長)の役割は本当に大きいのです。


こういうことがあると、私がやりました的な議員のチラシが多く出てきたりします。


そこは要注意!

一般質問で取り上げてるか
市民が空調整備を求める請願を出したときに賛成しているか
主張が矛盾してないか
そういうところをチェックしてください。

私も訴えてきましたが、それより長年にわたり請願を出してこられた市民の方々へ尊敬しかありません。


請願は平日に議会に来て沢山の資料を出したり、議員の前で説明したり、非常に労力がかかります。


今、小中学生のお子さんお持ちのパパママ世代に、どんな議論が行われてきたかは情報を中々届けられていないことは私の課題です。


今政治に関わっている方、議会でお見掛けする方は、私よりも上の世代の方が多いです。

現役世代は忙しいし、関心がないのも事実でしょうが、興味があることにアプローチできていれば、ほんとはもっと気づいてもらえるはずなので。


ちなみに県立高校の空調、こちらはまだまだ前途多難。

必要性の高い特別教室に順次空調設置が行われることまで決まりました。

体育館はまだ計画されていません。
避難所に指定されていることがほとんどですので、特に福祉避難所に指定されている特別支援学校などは優先順位を上げて取り組むべきだと私は考えています。