これが日本の避難所?
(画像はいずれも羽鳥慎一モーニングショーから)
『災害』『裏金』が、常に国民生活をないがしろにしてきた自民党政治家の『本当の姿』を露呈させましたね!!
能登の被災者は、ビニールハウスから、解放されただろうか。
能登だけではない。
水害、震災、火災であれ、日本の被災者の姿は、哀れなほど、昔と少しも変わらない。
日本と同じ『地震大国・台湾』の被災者と比較してみると、日本との余りの違いに驚く。
日本は、どこであれ、女性も男性も、何の配慮もなく、雑魚寝である。
プライバシーなんて、当然のように、まるでない。
が・・・台湾は違う。
驚いたことに、震災の翌日には、体育館のような空間に、プライバシーが確保された家族用の個室の部屋が用意されていた。
日本の被災地に取材にきた外国特派員が日本の『後進国』ぶりに驚いたというが、先進国では、プライバシーが確保されていることが当たり前らしい。
ところが・・・・日本は昔のままで、今日に至っている。
今年の夏の災害でも、事態は少しも変わらない、だろう。
これを変えようという政治家は一人もいない。
まさに・・・・このお粗末さこそ、何事につけ、この国の政治のお粗末さの象徴かもしれない。だから、国民が、どのような状態に置かれても、平気で何もしない。
彼らに関心があるのは、自分のフトコロだけなのであろうか。
自分や自分の家族にしか関心がない世襲政治家が、その典型である。
そういう政治家が、政治の頂点にいるなら、いかに厳寒であっても被災者が、少しも思いやりを示されずに『ビニールハウス』に放置されるのは、当然のことかもしれない。
自民党政治家、政権が、私利私欲に走っているうちに、国民のための政治を行うことを、まるで忘れてしまったのだろう。そもそも、そういう発想がないのですね。政治は、自分の利益のためにやるものと思っている、だから、『裏金』を平気で実行する。
そうなった一番の原因は、誰あろう、私たちが何も考えずに自民党に政権を、全く預けっけぱなしで、何十年も来てしまったことにある。
野党が政権が取れないのは、そういうことに思いが至らないことと、関係はあるかもしれない。
昔から、当然のように、少しも改善されない、日本の被災者の悲惨な姿。
だが、被災者だから、当然ではない。
決してこれが当たり前ではない、のですね。
震災の翌日には、きちんと対応した台湾をみれば、やはり違う、のです。日本のあり方が間違っていたのです。それを報道してこなかったメディアを恨みたい。
台湾の被災者は、震災の翌日には体育館内の、被災者用のプライバシーを守れる個室ブースに入ることができている。
今回の台湾の震災で、台湾の緊急避難者も、日本と同じように体育館のような場所に避難していたが、目にしたのは、日本とまるで違った。
日本は、体育館に大勢の皆さんが雑多に、ごろ寝のような状態というのが普通の事だし、プライバシーには全く顧慮しないし、行く先がないものは、ビニールハウス等に押し込まれているが、テレビで見た台湾の体育館との光景の余りの違いに驚いた。
台湾では、家族ごとのボックスが搬入され、家族ごとのプライバシーが守られた状態になっていた。
これでは取材に来た外国特派員が、日本は、これでも先進国家かと驚くのも当然ですね。
被災時には、こういう雑多な状態が当たり前、常識かと思っている日本人だが、近くの台湾が、そういう状態だとは全く知らず、こういうのに押し込まれているのが当たり前かと思っていたが・・・・無知というか、知らないというのはホントに怖い話だ。
でも・・・・日本のこういう状態が当たり前だと思うのは、メディアの皆さんが、そういうことを全く教えてくれないからですね。
こういうことは、他の分野でも、メディアの人間は知ってはいるが、国民には教えていないことが、山ほどあるのだろう・・・・ね。
これは・・・・相当危ない話ですね。
台湾のケースも、台湾で震災が起きたから、その取材で行ったカメラマンのカメラにたまたま映ったからなのです。これを取材に行ったからではないのです。最初から、そういう問題意識があったからではないのです。
これが台湾の避難所
余談だが・・・・台湾の総統は東日本大震災の折に、日本の被災者の支援に『全力をあげよう』と国民に呼びかけたという。一方、日本の首相はモノは送っても、そうした真実味を見せているだろうか。
(第11924回)