コロナでも賃金でも

物価でも震災でも

この人たちには

国民の涙が目に入らないのだ。

なのに裏金・脱税・高級宴席もある・・・

 

 

             (以上の画像は羽鳥慎一モーニングショー)

 

自民党の『裏金・脱税事件』

東京地検特捜部。

派閥幹部の国会議員も立件しない、そして、脱税の方もチャラ

まさかと思うが。

いまや・・・いつものパターン。珍しくはない景色だが・・・政治・行政の腐敗・堕落・忖度、ここに極まれりだ。説明もしないだろう。

だが、一党独裁政権(と言われないための補助としての公明を含めた2党)というのは、こういうもの。事実上、中国と一緒の政治形態。国会も裁判所も検察も行政も自民党政権を支えるためにある。

 

日本国民が、このデタラメを本気で怒るときが来たのでは?ここで怒らないで、いつ怒る?

どう怒るか?どんな選挙でも、選挙には必ず行く。必ず投票する。とりあえず、それしかない。

 

 

前明石市長の泉房穂氏(60)が13日に自身の「X」(旧ツイッター)を更新、一般国民は1000万円でも捕まりますよ、国会議員だとどうして捕まらないのかと。おかしいと思いますね」と繰り返し訴えてきた泉氏は、報道を見て驚愕した。

「X」にて記事を引用すると、「ビックリ。リクルート事件の時と同様に、今回も特捜部は究極の忖度をするようだ」と批判。「特捜部刷新本部が必要かも」と皮肉っていた。(東スポ)

 

兵庫県明石市の前市長、泉房穂さんが15日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。【全国の検事へのお願い】と題して、検察側へ異例の呼び掛けを行った。

政治資金パーティーをめぐる裏金疑惑で、東京地検特捜部が自民党安倍派の幹部議員の立件を見送る方向で調整していると報じられている。これについて、泉さんは「今は検察の危機だ」と書きだし、「『捜査を続けるべきだ』と、検察の内部からも声をあげていただきたい。客観的な資料が乏しく、たとえ立証が困難でも、あきらめずに捜査を継続し、状況証拠などを積み重ねて、立証を尽くすのが、検察の本来の使命のはずだ」と説得するように記述。最後は「あきらめるのは、まだ早い…」と強い思いを吐露した。(中日スポーツ)

 

立憲民主党の小沢一郎衆院議員は、この日毎日新聞が配信した「安倍派幹部の立件断念へ」という見出しの、東京地検特捜部の最新の捜査状況に関する記事を添付。「巨悪こそ眠る国。自民党には甘く、国民には厳しく。今やそんな国にまで成り下がった。れっきとした後進国。結局、政治が変わらないと、何も変わらない。皆が目を覚まさないと、この国に明るい未来はない」と厳しく記した。

この投稿に「巨悪が枕を高くしてぐっすり眠れる国・日本」「脱税は上級国民が許されて、一般国民は許されない こんなクソッタレの日本には愛想が尽きた!」「国民は舐められてる」などとさまざまな意見が寄せられている。(日刊スポーツ)

 

コメンテーターの玉川徹氏が15日、「モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演。

番組では自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金事件で、東京地検特捜部が安倍派の幹部らの立件の見送りを検討していることを取り上げ、玉川氏は「国民が感じてる部分と検察でかい離があると僕は思います。すでに1人逮捕されてるわけです。大野議員、谷川議員に関しては立件を視野に入れて進めているという報道もあります。1000万円超のキックバックを受けている中に幹部が入ってる。これを立件できない理由が、金額での線引きになるのかもしれないですけど。これは納得できないと思う」と指摘した。

続けて「検察はちゃんと会見して理由を言えと。例えば『4000万円以上はやりました。それ以下はやりませんでした』って一体なんだ。国民から検察に対して言っていいと思う。我々の感覚からすれば1000万円も4000万円も高額です。それを勝手に4000万円で線を引くということであれば、これは検察は信用できない。そのために検察審査会があるから、そっちだという話に進んでいくと思います」と憤った。(東スポ)

 

立憲民主党の小沢一郎衆院議員が15日、事務所名義のX(旧ツイッター)を更新。自民党派閥の裏金疑惑などで政治不信が高まる中、「離党に動いたり、上に逆らったりという自民党若手が一人もいないというのも異様」と私見をつづった。

政治資金パーティーのキックバックのみならず、不祥事による政務三役の相次ぐ辞任などで国民の厳しい目が注がれる自民党。小沢議員は「これだけ自民党がグッチャグチャに腐敗して国民を苦しめているのに、離党に動いたり、上に逆らったりという自民党若手が一人もいないというのも異様」と指摘。そして「倫理観の喪失、善悪の区別すらつかない保身だけの連中が国を動かしているからこそ、この惨状がある」とし、「声をあげるべき自民党若手の無気力が一番罪深い」と嘆いた。

コメント欄には「『自民党議員です!』という事が恥ずかしい、と思わないのですかね」「奈落の底につき進んでいますね。これで良いんですかね」「今がその時なのにも関わらずですよね」と厳しい声が並んだ。(中日スポーツ)

 

元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士が16日、TBS系「Nスタ」(月~金曜後3・49)にコメンテーターとして生出演し、自民党安倍派(清和政策研究会)の政治資金パーティーを巡る事件で、特捜部が幹部7人の立件を見送る方向を固めたことに言及した。

日比麻音子アナウンサーから「捜査は手詰まりということでしょうか?」とストレートに問われると、若狭氏は「結論からいくと、既に証拠が新たに集まる可能性はないという、手詰まりと言えば手詰まりだと思います」と答えた。

国民からは逮捕、起訴を強硬すべきとの声も上がるが、若狭氏は「無罪でもいいから起訴してしまえというのは、検察のやり方としてはない」とコメント。「起訴した以上はある程度、有罪を見込める可能性が高いものに限って起訴するという今までの取り扱いからすると、おそらく特捜部は涙をのんで不起訴で仕方ないとなったんだろう」と、特捜部の無念さを推察した。

幹部らの今後については、若狭氏は「おとがめなしなんですけど」と前置き。「将来、検察審査会という、一般市民の人が検察の不起訴が正しかったかどうか判断する部署があるんですね。そこにおいて不起訴はダメだろう、起訴すべきだというような結論を出してくると、先々は検察の意思とは関係なく、起訴されて裁判になるという可能性は今の時点でもあると思います」と解説していた。(スポニチ)

 

前兵庫県明石市長で元衆院議員の泉房穂さんが20日、X(旧ツイッター)を更新。自民党派閥の裏金問題を巡り、安倍派幹部ら大物議員を立件しなかった東京地検特捜部について、「国民の信頼など気にしないということか」と疑問を呈した。

特捜は19日、安倍、二階、岸田各派の会見責任者らを立件。一方、安倍派から多額の還流を受けた現職議員の刑事処分は、大野泰正参院議員(岐阜選挙区)や谷川弥一衆院議員(長崎3区)の2人にとどまった。東京地検の新河隆志次席検事は同日会見し、安倍派幹部の立件見送りについて「虚偽記入の共謀を認めるのは困難と判断した」と説明した。

泉さんは、17日に出演したテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」の動画を投稿した人に応える形で、「『国民の信頼』なくして、政治も司法も検察も成り立たない。この状況は異常。こういう形で捜査が終わったら、今後『一般の捜査』もしにくくなる」とあらためて主張。「立証が困難なら、なおさら『捜査の継続』が必要」と指摘し、「こんなにも早く、こんな形での捜査の終結とは、『国民の信頼』など気にしないということか…」と皮肉った。

泉さんはこれまでにもXの書き込みで、「事件の捜査は区切りを迎えるとの報道だが、どうして今回に限り、こんなにも捜査の終結を急ぐのか。どんな裏事情があるのだろう」と、特捜の動きについて疑問を投げかけている。

今回の投稿にフォロワーらは「上級国民が自分たちの保身のために動いている結果ですよ!」「政治への失望、諦め、信頼の無さが戦後1番今が大きい」とコメントを寄せた。「自民党議員たちが何億円もの裏金を何に使ったかを立件した会計責任者から聞いているところだから、大物政治家も次々に立件されるだろう。検察はあきらめていないと信じたい」と特捜の奮起を期待する声もあった。(中日スポーツ)

 

これが民間の事件なら、検察の判断がこういうことには、ならなかったろう。むしろ強行さえしていただろう。それが多くの冤罪を生み、あるいは、無用な起訴を強行する元となったが、ここでは、むしろ慎重すぎるほど慎重な判断を行い、あるいは・・・・検察の目的は、多くのリークを行い警告を発することで目的は達したという判断なのかもしれない。しかし、これでは、また似たような事例を生むし、根本的にはカネの出所、財界、大企業、医師会などのカネで政治、政策を買う、政治を買う政治に警告を与えることにはならない。この程度の警告では反省を促すことには決してならない。カネをもらう方も、出す方も、明日にでも、同じことをやる。

 

こうして記事を列挙してみるとスポーツ紙しか出てこない。一般紙は、一体どうしたのか。

全く不思議なのは、この問題について、主要各紙は、捜査を続行すべしとの声を上げていない。無論、受信料をムダに強制徴収している国営放送局のNHKは何とも言わない。

 

NHKのニュースを、ときどき内容チェックの意味で視聴するが、幸せな国・ニッポンという趣ですね。出ているお兄さん、お姉さんたちも、どうも・・・・知性というか、原稿がないと何も発信できない程度にしか見えない。

欧米のキャスターと、つい比べてしまうが、一方はシッカリ自立というか、見るからにキャスターという趣なのに・・・・。高給をいただいているのだろうに・・・・。

 

 

※いざという時、近年、呆れるほど役に立たない「東京地検特捜部」だが・・・・・

かつて、特捜部に、その生涯が政財界汚職とのすさまじいばかりの対決で貫かれた特捜検事がいた。

彼は『特捜検察というものは、、政治家、官僚の汚職など国家機関に巣食ったガンを切除する外科医のようなものだ。汚職、脱税などのガンが蔓延すれば、国民の間に法無視の荒廃した風潮がおこり、やがて民主社会は崩壊の道をたどる』。

こう述べたのは戦後の検察で、特捜の鬼と称された河井信太郎である。

造船・昭和電工の戦後二大疑獄をはじめ多くの政財界事件を捜査し、『特捜の鬼』といわれた。

 

こんどの『自民党裏金問題』で、特捜は安倍派幹部を起訴しない方針??

それって、ホントか?

そうだとすると、国税も動かないね。脱税も摘発されない。いまの特捜は。やっている振りで、捜査を終えようとしている。

これが中国共産党も驚く『自民党一党独裁政治』がたどり着いた堕落腐敗政治の到達点?

どのような事件でも、政権に影響を与えかねない事件の捜査は、当然のように、こういうことになる。

 

決して珍しい話ではない。

自民党政権の意向に反する結論には決してならない事例が、もう一つ加わっただけということになる。

沖縄の辺野古問題のように・・・・。何回、いや何十回でも、沖縄が政権と裁判所で争っても沖縄県が勝つことは『絶対に』ない。

結論は最初から分かっている。

書類が裁判所に届く前から、結論は決まっている。

 

しかし、沖縄県には、そういう全く期待できない裁判所でも、裁判所に行く以外に方策がないのは辛い話だ。

ホントに希望がありませんね。

こういう国の、どこが民主的だということができるのか?

こういうのは、誰にとっても無関係な話ではない。何かの、ちょっとした具合で争う場面に立たされれば、辺野古で争っている沖縄県と同じような立場になる。

 

どんな事件でも、政権に多少でも重大な影響を与えかねない事件の捜査、あるいは裁判では、殆ど全部、こういうことになる。

自民党政権は、中国や北朝鮮の政治を指して、法の支配が及ばない国と常套句のように批判するが、既に十分に、日本の政治も行政も裁判所も検察も、これと、相当に似たようなもので、政府と争う場合、既に正しい法の支配は往々にして無視されるのが普通なのだ。

 

そういうメディアや『民主国家』の実情が、往々にして日本に駐在している外国特派員協会を通じて暴露される。古くは田中角栄の金脈問題であり、最近では、芸能界の広範な暴行事件を通じてこの国の実情が暴露された。

要は、西側社会では、この長い長い世界に類を見ない、殆ど北朝鮮や中国のような『一党独裁政治体制』の中で、社会のあらゆるところに構造的な腐敗が及んでいるということだ。

この裏金事件は、その一端が噴き出た、表面化したというに過ぎない。

 

(第11905回)