皆さんは『全身が鎧で覆われた古代の生物』と言われればどんな生き物を思い浮かべますか?

 

実は『盾を持つトカゲ』という異名が付くほど、全身が固い恐竜が存在してたそうです!

 

その名も「スクトサウルス」!

 

スクトサウルスはおよそ2億4800万年前に生息していたと言われている草食動物で、

 

水辺の近くでふやけて柔らかくなった草を食べて生きていたと言われています。

 

さて、ではなぜ「盾を持つ」と言われているのでしょうか?

 

それはスクトサウルスの皮膚に秘密があります。

 

何でも、全身をスパイクのように尖った皮骨性の装甲に体が覆われており、

 

それが起源となり学名が『Scutosaurus』つまり甲羅を持つトカゲとつきました。

 

ちなみに、皮骨(ひこつ)というのは皮膚の中に、

 

できた骨の様に硬い部分の事だそうです。

 

例えば、亀の甲羅や魚のうろこなんかが身近な所だと思います。

 

他にもワニの背中のトゲトゲも皮骨性の物だそうです!

 

その硬く、スパイクのように尖った装甲を持つことで外敵から身を守っていたんですね。

 

また、面白い生態として「こうではないか?」と言われているのが、

 

鳴き声によって仲間とコミュニケーションをとってたのではないか?

 

とのこと。

 

硬い盾を持ちながら、イルカやクジラの様なコミュニケーションをとる事が出来た恐竜。

 

物凄く面白いですよね!

 

以上、蓮沼康之でした!!

皆さんは「グリプトドン」という名前を聞いたことがありますか?

ドラえもんの映画「のび太と雲の王国」にも出ていたので、

 

ご存知の方もいらっしゃるかと思います。

グリプトドンは、全長は約3mk、見た目は巨大なアルマジロのような動物で、

背中には小さな骨の板が集まってできた甲羅のようなドーム状の装甲板がありました。

この装甲板にカメのように手足を引っ込めて身を守ったとみられています。

骨の板の為、亀の甲羅とは違うのですが、目的はほぼ同じでした。

初期のグリプトドンは骨の密度が荒くアルマジロのように体を丸められたようですが、

後期になると骨の密度が上がって強度が上がりました。

また、強度は揚がったものの身体を丸めることはできなくなり、

手足を引っ込めることで実を守るようになったようです。

甲羅の厚みは2.5cmほどもあり、サーベルタイガーの歯も受け付けなかったようです。

そんなに頑強なグリプトドンも絶滅しています。

一説では当時の人間たちが盾として使用するために、

乱獲をしたことで絶滅に至ったとの説もあるそうです。

何事もやり過ぎは良くない、ということでしょうか。
 

蓮沼康之でした。

皆さんは「ダンクルオステウス」という名前を聞いたことがありますか?

 

デボン紀の海に生息していたとされる大型魚類です。

板皮類(ばんぴるい)という種族の中では最大で体長は6~10mでした。

ホオジロザメが6m程度なので、相当大きいということがわかると思います。

ダンクルオステウスを始めとする板皮類は頭部が硬い骨板で覆われています。

このような魚を甲冑魚とよんでいます。

ダンクルオステウスは顎や口には歯が生えておらず、

鎧となっている顎が鋭利な歯のような形状でした。

この顎で獲物に噛み付いていたと考えられています。

咀嚼をする歯がないため、すりつぶすことが出来ず、

噛み砕いた硬い甲冑魚等の外角は吐き出していたことがわかっています。

咬合力は地上で顎の力が最強と言われているティラノサウルスと同程度だったそうです。

 

凄い顎の力ですね。


また、浮袋がなく重い装甲板に覆われていたこともあり、

泳ぐ速度はあまり早くはなかったと考えられています。

 

当時の海には遊泳力が高い生物はほとんどいなかったので、

 

ダンクルオステウスは最強の水中生物だったようですが、


デボン紀末の大量絶滅により途絶えてしまいました。

 

なお、現在発見されている化石は頭部の外骨格のみで、

軟骨魚だったため胴体部分の化石は全く発見されていません。

サメの化石が顎と歯しか発見されていないのと同じですね。

想像図ではいろいろな胴体が描かれているのはこのような理由です。

実際にはどんな身体をしていたのでしょうね?

蓮沼康之でした。