ボローニャの片田舎から呟く

ボローニャの片田舎から呟く

2001年にフィレンツェに語学留学。2011年にイタリア人と結婚し、夫の故郷であるボローニャ郊外の田舎で息子娘と4人暮らし。
イタリアでの子育て、日々の気づき、好きな音楽やファッション等ここでの地味な(笑)日常を備忘録として綴っていきます。

前回のブログからの続き





さて、早起きして

朝8時前にボローニャの大学病院へ病院


その日は、5月とは思えない38℃と真夏日🥵


古い病院にも関わらず

診察室 兼アレルギー科の事務所でもある

その狭い部屋には、幸いクーラーがあって

ほんと助かったお願い


昨年同様、昼ご飯のメニューを聞かれ


今回も長丁場になる事を覚悟する。



小児科医の診察を終えて

採血をし、万が一の時の為の点滴を繋げる管を付けて準備完了!


看護師が娘に聞いた。


「どっちが良い?茹で卵とオムレツ??」


おいおーい!

娘の好みで選べるの??笑い泣き



オムレツイエローハートと答える娘に


そこに居た看護師皆が


「だよね~オムレツの方が美味しいもんねー」


って笑ってる…そう言う事?!爆笑



その時点では、また私の勝手な憶測で


オムレツの後、茹で卵にも

チャレンジするのかと思ってたキョロキョロ


何せ私、茹で卵の方がハードル高いと

思い込んでるからおいで


丸く平たいオムレツを


看護師が、細かく切り


タイマーをセットして

時間の間隔を明けながら

徐々に量を増やして食べて行く。


娘は、前から私達が食べるオムレツを見て


「美味しそう〜酔っ払いどんな味なんだろ?

食べてみたいなぁ」と言っていただけに


躊躇なくオムレツの一切れを

初めて口にした時


目が真ん丸目になって


「美味しいラブ」と思わず笑みがこぼれた。


良かったね〜照れ


11歳にして初めて食べたオムレツ。

(と言ってもペラペラな薄焼き卵だけどニヤニヤ



9時半から食べ始めて


1時間位掛けて、無症状で完食出来た拍手


その後は、3時間の様子見

(この後、いよいよ茹で卵か?と

まだ信じてる私ニヤニヤ


その間、牛乳チャレンジの男の子や

卵入りパスタに挑戦の男の子と相席になった。


卵入りパスタを緊張しながら食べている男の子を見て、1年前の自分達を思い出すおねがい


男の子のお父さんは、娘がオムレツを

食べてるのを見て


「卵入り乾燥パスタの後は、どう進んで行くのか?」と私に質問して来た。


個人差はあるにせよ

私達の今までの経緯を話すと


そのお父さん「えっ、そんなに掛かるの!?」

と愕然。


その後、女医さんが来たのを機に

お父さんが質問攻め。


そのやり取りを聞いていて


このお父さんの焦る気持ち

物凄ーく分かるけど…(家族も大変だし、学校も休ませて来ないと行けないからね)


でもここまでやってくれて


しかも全てのアレルギー検査と

この減感作療法も含めて、無料なんて

このご時世、本当に有難い事お願い


痺れを切らしたのか、女医さんが私に


「〇〇ちゃんのママはどう思う?」と

振って来た。


この1年でこんなに食べられる様に

なった事への驚きと


娘の食生活の幅が広がり、外食時に常にある

不安が、だいぶ減ったこと。


女医さんと看護師さんへの感謝の気持ちを素直に伝えた。



女医さんが


「国からしたら、私達がやってる事は

医療費の無駄使いと思われてる。


他の州は経費削減で、もうやらない所が増えて来て…とは言え、私達もギリギリだから

他の州からの患者さんは、受け入れられない。(女医さん1人だしね悲しい


だから私達もいつまで続けられるか分からない状況なの」とショボーン



娘は11歳。小児科医に掛かれるのは

14歳までだからあと3年。


もしプライベートのアレルギー科で

この療法をやっていたら、かなりの費用が掛かっていた筈驚き


それにここは、大きな大学病院。

何かあればすぐ対応出来る体制が整っている。



診察室の壁に、子供達が描いたお絵描きが

壁一面に沢山貼ってあって


そこには子供達のありがとうの気持ちが

一杯詰まっていた飛び出すハート


牛乳が飲める様になった!

グラッツェ(ありがとう)〇〇先生!


今、私達もその気持ちがやーーっと

心底分かって来た。



アレルギーに対する身体の反応は

個人差があるから

いついつまでにはこうなるとは言い切れない。


それだけに、患者側からしたら

その先どう進むのか見えなく

不安と焦りが募る。


長くいつまで続くか分からないトンネルに入った様な感じ。


家でも手探りで、毎日地道に

指導された量のアレルゲンを導入した食生活を続けて行かないといけない。


それでも少しでも光(結果)が見えてくると


焦りや不安の気持ちは

いつの間にか収まり


安心して食べられる幸せを噛み締め


先生と看護師さんへの感謝の気持ちが

自然と湧いてくる。


このお父さんのお蔭で

これまでの振り返りが

自分なりに出来たので良かった。



さて昨年同様、腕にタトゥー

耳にピアス、頭にはバンダナのお兄さんが


鼻歌歌いながら口笛

お昼ご飯を持って来てくれたひらめき




ご飯付きだよ。こんな有難い事あるかねと

娘と有難く頂くお願い



おっとその前に

この後、茹で卵を食べないのか

看護師さんに聞いてみた。


もし食べるなら、娘はお昼ご飯を軽くしないとと思い。


「えっ?!茹で卵???もう食べないわよ。

さっきオムレツ食べたんだから」と…ガーン滝汗


あっ…タラー食べないんだ。

あれ??持って来た意味ないよね??




ほんと彼らの意図が

全く見えなくて、もう笑うしかない笑い泣き


さっきあんなに感謝の気持ちを

心の中で唱えていたのに笑い泣き




私達がお昼ご飯食べ終わってから

やーっと誰も居なくなったこの部屋…


かれこれ朝から5時間もここに座ってる滝汗


今のうちとばかり

室内にあるお手洗いに行ったり


持て余す私達。。


多分、彼らがお昼休憩中なんだろうキョロキョロ


何せこの小児アレルギー科、女医さんと

ベテラン看護師さんの2人がメインで


あとはアシスタントの看護師や

大学病院だからか研修医のみ。


代わりは誰も居ない。



14時過ぎ、やっと女医さんが戻って来た!!


そこで再度、茹で卵の経緯

(しつこい私チュー)を聞くと、あっさり


「オムレツ食べて無症状だったから、茹で卵も大丈夫。茹で卵の方が火が通ってるから」


ガーンそうなのか!ポーン


まさかのオムレツの方が

ハードル高かったんだ。


色んな疑問が頭によぎるけど

もう結果オーライで、どうでも良くなる泣き笑い



今後、自宅でどう進めるかを聞くと


クッキーでもスクランブルエッグでも

必ず火が通った卵を毎日食べさせて


そしてカスタードクリームも少しずつなら

試して良いとひらめき


生の卵は駄目で


例えば、ティラミスや

マスカルポーネ(生卵を入れるデザート)

マヨネーズは駄目との事。



わぁ〜拍手これで一気に食べられるものが

格段に増えるーー!!


今まで、娘と私達とで卵ありと無しで

分けて作っていた


お好み焼きやチキンカツを

分けずに一緒に作れるなんてラブ


これめちゃめちゃ手間が省けて助かるーお願い




病院からの帰り。


頑張ったご褒美に

もはや定番のバーガーキングの

ミニソフトサンデー🍦と


娘が好きなファンシーグッズの店


Legami(レガーミ)が

ボローニャの駅ナカにあるので、そこでちょっとショッピング。



真剣に選ぶ娘ニコニコ


田舎では、実店舗が無いから
手にとって選べる幸せに
そりゃテンションも上がるよねニコニコ




後日、早速お好み焼きを作りましたー!


今までは、卵無しで作っていたお好み焼き。

それしか知らないからか

美味しい、美味しいと食べていた娘。


いざ卵を入れたお好み焼きを食べると…


えっ目ヤバい!!これガチで美味しいんだけど」

→YouTube仕込みの日本語笑




やっぱり卵が入ると違うよね。


生地がふっくらするし

卵の味で旨味が増し


またこの黄色のビジュアルが

食欲をそそられるんだろうねーおいで



今度は、クリームパンに挑戦かな筋肉


クリームがいけたら、来年のお誕生日には

生クリームとカスタードのケーキが

食べられるラブと夢広がる。



卵は美味しいものが沢山あるもんね!



長文にも関わらず

最後までお付き合い有難うございました飛び出すハート