今しか見えてないと将来こんなはずではなかったと途方に暮れる。 | 年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座

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知れば知るほど奥深い年金制度!
僕も日々勉強ですが、一人でも多くの方に年金の事を知って欲しいと思います。
年金は…正確に書くように努めてはいますが、少しでも年金の事を知っていただければ幸いであります。
一緒に年金について考えてみませんか?

おはようございます。
年金アドバイザーのhirokiです。
 
 
 
この間、船員とか炭坑夫(坑内員という)として働いていた人の年金額を示しましたが、6月5日に発行する有料メルマガ記事の第88号では「男女問わずこの年金期間が15年以上あると支給開始年齢と年金額がとんでもない違いになる」です。
 
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この職業で働いていた人は、昔は戦前戦後の産業戦士として非常に過酷な労働者であったために年金を早めに支給したり、ちょっと加入月数に上乗せしたりして優遇されていました。
 
 
特に石炭業は戦前戦後日本の経済を立て直すための要となった職業だったからですね。
 
 
まあ、昭和30年代になると石炭よりも輸入で安い石油のほうに代わっていき始めたので(エネルギー革命)、石炭業は急速に斜陽化していきました。
 
そのために大幅な人員整理としての解雇が進められましたが、それに反対する労働組合と会社との戦いが繰り広げられたりしました。
 
昭和34年の三井鉱山の三池炭鉱の閉山による三池争議という最大の労働争議はご存知の方も多いでしょう。
 
 
今現代はストライキっていう言葉はあんまり聞かなくなりましたが、昭和30年代、40年代は大規模なストライキ(労働者が仕事に行かずに会社のやり方に抗議する。労働者が働かないから会社が困る)が多い時代でもありました。
同時に学生の闘争も各地で頻発し、激しいものが多かったですね。
 
 
石炭業は昔は人気の職業で、学校を卒業して石炭業に就職したら「いい会社に入ったね」と褒められ、親族からも喜ばれる業界でした。
しかしそれは、今ではもう過去のものになりました。
 
 
よく就職活動時には「今」人気で有名の会社を狙って入社したら安泰と思う人が多いでしょうけど、人気だけで選ぶと将来斜陽化した時にクビになったり会社潰れたりして途方に暮れる事にもなります。
 
 
年功序列、終身雇用の時代はとっくに終わったのであまり他力本願だとダメな時代であります。
 
 
 
僕はもう散々挫折して、負け続けた悔しさと孤独の闇を味わってきたので失業した程度なんてかすり傷レベル。
 
世の中は理不尽であり、不公平があるなんて普通。
 
 
なお、挫折は早ければ早いほどいい。
修正が利くというか、どん底を経験した事で立ち直る力や自分の生き方を見つける事が早いから。
そしてまた失敗してもどこかに解決法がある事も理解できるまでの多くの時間がある。
 
 
今まで世間と同じレールに外れる事無かったのにそれなりに年齢を重ねてから挫折すると、今までのマニュアル通りの安定街道から外れてしまった時に絶望してしまって途方に暮れてしまう。
 
再就職も年齢的に厳しいしもう人生は終わったと絶望してしまうから、特に40代50代の自殺者が多いのでしょう(若年者の自殺も多いですが)。
 
 
しかし何歳になっても自分に投資し続けてきた人はいつまでも輝き続け、失敗しても這い上がってくる。
 
 
会社だけでなく今流行りの婚活市場というのも年収年収!って基準が一番で行動してる女性なんかは、配偶者が失業したり病気して働けなくなった時に安易に離婚ですっていうからおままごとみたいに2~3年もしたら離婚に走る人が多くなってしまったのだろう。
 
 
離婚したらしたで高額な慰謝料やら養育費を請求されてしまうし、今の年金制度だと年金記録も離婚した後に持っていかれるんじゃ、独身でいたほうが幸せだと思う人が多くなったのも自然な流れでしょう。
 
もちろん女性は現実主義であり、子を産み育て守らなければならないのでそれは本能だから仕方ないのでしょう。
 
 
ただ、「今」の年収を第一で男性を選ぶ女性はほぼ100%運気を潰すサゲマン。
まあイケメンイケメン!と追いかけながら騒いでる人も非常にわかりやすいサゲマンの鏡のようなものではあります。
 
 
そういう人が結婚できてもきっと夫が大きな病気や失業した時に、「はいさようなら」というのが目に見えている。
そこは本来は二人で支えあい乗り越えてあげなければならない。
 
 
「安定」という時代はとっくに終わってるのに、サゲマンと一緒になってしまったらいろいろ人生終了してしまうから気を付けよう。
良い時はいいんでしょうけど、悪い時は不平不満愚痴しか言わず、他人のせいにしかしないのがサゲマン。
 
 
人生には浮き沈みがあるものなので、何事も良い時ばかり見てはいけない。