そのために年金保険料を払っているんだと。
まあ…間違いじゃ無いんですけど、、人生長いからいつ怪我や病気で長期に渡って働く事が困難になるかもしれないし、自分が死んだ時に家族への保障ってどうなるんだろうと考えるはずです。
だから、皆さん生命保険に入ったり医療保険に入ったりしますよね。
でもなぜか義務的に支払わなければいけない年金保険料についてはあまり関心が持たれない。
どうせ自分が年金貰う時は年金なんてアテにしてないし、貰えないからと、保険料を支払う事に嫌悪感を抱いてる人は少なくない。そりゃあ出費はイヤですよね…(^^;;
周知がなかなか行き届かないからなのかもしれないけれど、民間の保険に入る時はやっぱり保険会社の人は公的年金の役割をまず説明すべきだと思う。
万が一が起きた時に遺族年金や障害年金が貰えないとしたらきっと凄く後悔してしまうと思う。
遺族厚生年金なら基本的に終身で支給されるし、遺族基礎年金なら子が18歳年度末迎えるまでは支給されます。再婚でもしない限り普通は支給され続ける。
障害年金は支給開始後も1~5年の間に診断書出して、傷病の状態がどうなってるかどうか確認して、年金額が変動する事もあるけど、基本的に傷病が治るまでは支給され続ける年金。
傷病が良くなって年金が出なくなってもまた悪化すれば支給を再開できる。
また、もうこれ以上治る見込みがないなら、終身支払われたり。
何の傷病だと貰えない(神経症とかは貰えないですが)とかではなく、傷病で日常生活にどの程度支障が出ているのかを重視するのが障害年金。
民間保険ならそこまで面倒みませんよね。生命保険なら通常は1回の支給でおさらば。
医療保険だったら普通は最大何日分までとか、この病気なら保険金出さないとか何かと制限がある。
年金保険料を未納にしっぱなしにしておくと、国がお金の面倒みてくれる遺族年金や障害年金が貰えるかどうか左右する事があるんです。
これらの年金は今まで記事で何度も言ってはいますが、死亡したり、病気や怪我をして病院に通い始めるまでに年金保険料をちゃんと納めてきたのなら支払う。
払ってきてないなら支払わないという条件が付けられているからです。
これを保険料納付要件と言います。
今まで何度も何度も書いてきた用語ですが
遺族年金なら、死亡日の属する月の前々月までの年金保険料を納めなければいけない月数の未納が3分の1以下でないといけません。
または、死亡日の属する月の前々月までの1年間に未納がない事が条件になります。
(障害年金は遺族年金の「死亡日」の所を「初診日(初めて病院にかかった日)」に変えていただければ)
どういう事かと言うと、障害年金で言ったら仮に30歳になって2ヶ月経った時に病気で病院へ行きました。長期療養が必要になりました。
となると20歳~30歳到達月の間の120ヶ月の間に最低でも80ヶ月は年金保険料を納めてるか、もしくは保険料免除期間じゃないといけません。
それを満たさないなら、29歳~30歳までの1年間に未納がない事が必要になります(保険料納めてるか、免除期間であるか)。
こういった保険料の条件が付いているわけです。
万が一のリスクに備えるのが年金。
その為に前もって保険料を支払う。
そう。年金は保険なんです。
だから安易な未納は避けましょう。
せっかく国民全員が強制的に保険料払ってるものなので、もっと年金に関心もってほしいなーと思います
※参考記事(本当に年金保険料は60%の人しか納めていないのか)
遺族年金なら、死亡日の属する月の前々月までの年金保険料を納めなければいけない月数の未納が3分の1以下でないといけません。
または、死亡日の属する月の前々月までの1年間に未納がない事が条件になります。
(障害年金は遺族年金の「死亡日」の所を「初診日(初めて病院にかかった日)」に変えていただければ)
どういう事かと言うと、障害年金で言ったら仮に30歳になって2ヶ月経った時に病気で病院へ行きました。長期療養が必要になりました。
となると20歳~30歳到達月の間の120ヶ月の間に最低でも80ヶ月は年金保険料を納めてるか、もしくは保険料免除期間じゃないといけません。
それを満たさないなら、29歳~30歳までの1年間に未納がない事が必要になります(保険料納めてるか、免除期間であるか)。
こういった保険料の条件が付いているわけです。
万が一のリスクに備えるのが年金。
その為に前もって保険料を支払う。
そう。年金は保険なんです。
だから安易な未納は避けましょう。
せっかく国民全員が強制的に保険料払ってるものなので、もっと年金に関心もってほしいなーと思います
※参考記事(本当に年金保険料は60%の人しか納めていないのか)