JR、NTT、JTで働いていた人(3共済) | 年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座

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知れば知るほど奥深い年金制度!
僕も日々勉強ですが、一人でも多くの方に年金の事を知って欲しいと思います。
年金は…正確に書くように努めてはいますが、少しでも年金の事を知っていただければ幸いであります。
一緒に年金について考えてみませんか?

細かい事言ったらキリがないので、ざっくりと言いますと、この三共済は平成9年4月で厚生年金に統合されたんですね。
国が支払う事になったんです。
会社が大きいから独自の共済組合だったんですが、やっぱ財政的に無理ということで国が払う事になったんです。

しかし、昭和31年7月前にこの三共済期間がある人はその昭和31年7月前の分は共済組合から支払われます。


あと、NTTには昔、職域加算まで支給してたので、その職域加算部分にあたる所はNTT基金が支払います。


また、昭和31年7月前の三共済期間がある人が亡くなった場合は、存続組合にも遺族給付を請求します。


ところで平成9年3月以前に受給権発生した人も、年金機構が払うんですが、WM上は老齢基礎、厚生年金コード1150と独立して1170コードとして独立しています。
通常、証書が1170コードの人だと共済組合の人で、年金機構では詳しい事はわかりません。共済に聞いてってことになります。

また、この統合前に受給権発生した三共済はなぜか、遺族年金の転給があったり、老厚20年三共済20年というのを満たすと、三共済年金の加給年金はなくなり、老厚から支払われることになります。

にしても今回の被用者年金一元化法案も、こんな感じで、職域加算の部分は共済独自に支給とかでしょう。

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