僕は高校現役時代大学受験に失敗しました。受けた大学すべて落ちました。全敗。
勉強は高校まで自分としては頑張ってしてたのに、国英数社理ぜーんぶ中途半端で成績も学内や全国も下の下で、良くて真ん中でした。いつも偏差値４５くらい。偏差値３０台とかもちょくちょくありました。
自分は真面目なタイプなので、それなりに学習に取り組んでたつもりでしたが、偏差値５０も取れたことがほとんどなく、理科は生物の事だけは好きだったので理科だけたまに平均点超えるくらいでした。
何もかも不完全燃焼でした。
で、貧乏なのに浪人してしまいました。
勉強しても大して成績が伸びないのに、負けず嫌いな性格だけは人一倍だったからです。
このままで終わりたくない！見返したい！
というわがままで浪人させてもらいました…。
でもホントあの時はつらかったですね。
何がつらかったというと親や祖母に迷惑をかけたことが一番つらかったです。
浪人で予備校へのお金を出して貰って、申し訳なくて申し訳なくて歯がゆくて歯がゆくて大概泣きました。
でも、浪人したことで初めて勉強のやり方とか、やれば出来る楽しさを知りました。その時の予備校の先生にはホント感謝してます。
だいたい英語数学は偏差値６５～７０、理科偏差値７０くらいに跳ね上がり、国語と社会は５０くらいで平均になりました。
にしても、国語は最後まで好きになれませんでした。古文や漢文とか習うメリットがどうしてもわからなかったです。
まあでも、勉強を初めて楽しいと思った１年間でした。
でも結局間に合わせることができなくて、スランプや本番緊張しすぎで、第一志望落ちて地元の大学に落ち着きましたが、今となってはそれでよかったなと思います。
あの浪人時代がなければ「知る楽しさ」や、「自分でもやればできるんだという自信」に気づくことは出来なかったでしょう。
それがわかった事は本当に大きな収穫だなと思いました。
それからは勉強に目覚めて、学生の頃より社会人になってからの方が断然勉強量が多いですね。
いつか努力したことを大きく花開かせたいです。