先日の撮影時に偶然見かけた動物。
残念ながら体全体は見ることができませんでした。

これはミンクという動物です。
分類は食肉目イタチ科で、私たちに馴染み深いフェレットが同じ仲間です。
ご存知の方もいるかと思いますが、もともと北海道にはミンクは生息していません。
毛皮のコートを作るためなどで飼育されていた個体が逃げ出したり、動物愛護団体が逃がしたりした結果、北海道でも見られるようになりました。
実は北海道のイタチ科はキタイイズナやエゾオコジョと呼ばれるものが生息していたが、ミンクの野生化によって徐々に生息域が狭められ、エゾオコジョは平地ではほとんど見られなくなり、環境省のレッドリストの準絶滅危惧に指定されています。
イタチの仲間は小型ではあるけど、かなり凶暴で、ネズミや小鳥、時にはウサギなどを捕食することもありますし、泳ぎも得意なので、水生動物や魚を食べることもあります。
人間に対しては養鶏場や養魚場に被害が出ることがあります。
イタチの駆除は本当に大変なんです。
動物がいるところには、必ずその動物の餌となるものがいます。
逆に言うと餌となる動物がいるということはそれを食べる動物がいるのです。
つまり、元々ここにはミンクの代わりに生態系のバランスを保っていたなんらかの動物がいたことになります。それがイイズナやオコジョなどだったということです。
以前、
外来生物や
野生動物に餌を与えてはいけないで書いたことがあるのですが、皆さんはこのような現状をどう考えるでしょうか?