ついに発表されたホラーズ最新作の感想
先行シングル曲のみ
あとはテメーで聴いて!!!!
Ariel
もうここから選抜がはじまっている。ストレンジハウスから入ったらこんなの別バンドですよ!
アルバム全部音楽性違う系バンドなのでそのくらいは古参なら受け入れられるよね当然だよね。
エレクトロニカ強めで行くんだな、オーケーホラーズ、俺は大丈夫だ。と挨拶しましょう。これが新章の幕開けです。ついてこれなきゃ置いてけぼりです。さよなら^^
それにしても音響が素晴らしい。いつものことだけどこだわりが細部まで行き届いている。音楽職人集団ホラーズ。さすがである。
いろんなの聴いてきた自信あるけど音が唯一無二すぎてなんと形容したらいいのか全く検討がつかないけどこれは今までのより断然暗いってのは判る。本当、わかることそのくらいしかないや…
The Silence That Remains
アメリアさんがネットのババアに知らん女呼ばわりされていたことに憤慨し、画面越しに暴言を吐いてしまったことはさておき、ダークアンビエントとポストパンクを混ぜたような冷たさ、いつも悲しい歌詞だけど今回はなにかパターンが違う気がするファリス先生のライティング、相変わらず素晴らしいリース先生のベースライン、ギターじゃない音をギターから出しているジョシュア先生、この御三方のブレなさは健在です。
アメリアさんとジョーダンくん(なんで彼だけくん付け)はどうなんだ、と古参が気にするところでしょうが、そんな心配杞憂に終わります。まあジョーダンくんはずっとくっついてたから音楽的なところ掴みやすいだろうし。アメリアさんはずっと地元でバンドしてて実力十分、変人貴人オタク集団のホラーズメンバーにも劣らない知識の深さとオタクの性質を兼ね揃えているので超適役だったわけです。つまり新生ホラーズは成功です。いえーい。やはりこのバンドはずっと続くタイプですね。前作から8年もかかったけど。リアタイ勢からしたらたまったもんじゃない
あーよかった後追いで…
Trial By Fire
シングルの曲の中では一番聴きやすくて他の曲ほど暗くないし、前作の雰囲気を受け継いでる感もあって安心感がある。それにジョシュアのギュインギュイーンも聴ける。これは俺得なんですけども。ディスコード鯖の投票でも一番人気だった。まあ比較的ポップだしね。ビデオもすごくおしゃれでしたし久しぶりにあんな動いてるファリス先生をたくさん見れたので嬉しい限りでした。カメラを紐につけて振り回してるところが好きです。なんかほら、そういうデートみたいじゃないですか。そんなのないです。すいませんでした。
Lotus Eater
めっちゃ暗いハウスです。トランス状態になりそう。夜に聴きたいです。なんか血圧上がってきますわ。これライブでやるときどうなるんだろうなあ。ほぼクラブじゃねえか。
なんかちょくちょくアンビエント入れてくるのか本作の流れ的にあるから、これKID Aじゃね?なんてことを考えたけどあんなに人間味削いだ音楽ではないしむしろその逆だから違うね。ばーか
More Than Life
好きな要素が全部ぶち込んであって最高。「お前らこういうのが好きなんだろ?」って言われてるような気がする。好きです。基本全部好きだけどこれはもっと好きですもっとほちいのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡
完走した感想ですが、
前作"V"ではシンセ多様でも古臭さがあってちょっとダサい感じがクセで(そこが良いんです)割とポップだったけども、今回は打って変わってアングラでモダンだった…
凍てつくような不協和音、ウィスパーボイスのコーラス、洗礼された無駄のない無駄な動きの数々に圧倒されてしまった。シングル曲は全部それなりに聴いてから挑んだけど、それ以外の曲の展開にワクワクしちゃってしかも予想外な音が出てくるわ、楽しすぎました。それにしても本当にどうしちゃったんだってくらいダークだった。
ディスコグラフィを見返すと、本作がめっちゃ異質だということがわかってくると思う。
Horrorsて…名前からして暗そうだしポストパンク的な部分もあるからそういう印象つきやすいけど、今まで全然そんなことなかった。歌詞はいつも悲しいやつ多いけど、スカイング、ルミナスはテーマが「多幸感」だったし、初期2作も狂ってたには狂ってたけど、まだ方向性が形成途中だったし明確な意図でめざしたカラーではないし。
だからナイトライフは恐ろしい。結成して20年という節目にこんなものを出してしまった。闇堕ち?って思ったけど元々光じゃないですわ。
「でもさあ、ラインナップが変わってるし女性ボーカル?もあるんでしょ?変わっちゃうのも当然じゃない?てかあの子だれよ?」
と思ったそこのお前。今のうちにママに電話しておきな。
デモバージョンを聴いたらわかると思うけど、芯がブレたとか全然そんなことはない。
だいたいの曲の大元はリースとファリスの宅録で、デモ聴いたら本当に暗い暗い。心配になるほどつめた~い音。
この数年でなにがあったんだろう…てかこの二人ずっと仲が良いなあ
そしてアメリアさんのことについても私はとてもとてもありがとう。(?)
The Ninth Waveというスコットランドはグラスゴー出身のバンドでkey, voしていた彼女はお若いながらにあのわけわからんシンセサイザーという楽器を何機も操り、前任者のトムの役割を完璧に受け継いでいる。
何よりコーラスで入ったのもデカい。The Silence〜を初めて聴いたとき、衝撃のあまり手汗がびしょびしょになった記憶がある。
彼女については情報が少ないが、変態オタク集団のほら〜ずについていけるということは相当の手練れに違いない。
あとめちゃくちゃかわいい。←重要
ジョーダンくんはいつも通り
どの曲だったか忘れたけどアメリカで録音したときにプロのドラマーに入れてもらったらしい。でもそれが上手すぎて没になりジョーダンくんのが採用…て、もうわかんねえなこれ
上手すぎると採用してくれないらしいです。これからは気をつけましょう。
どうしてもテックで聴かせたくない、みたいな意地があるのかな…
何はともあれ完成品を聴いて大満足なので正しい選択だったんでしょう。
まだ数日しか経ってないけど何回も聴いてます。