オイラの自叙伝② | まちちのブログ

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ブログには家族のことをほとんど書いていません。

書きたくないというよりも書くほどの思い出もないから。


簡潔に言えば、親に愛された覚えがあまりないのです。


就職して同じ職場にNさんと出会いました。

Nさんと仲良くなり悩みごとも打ち明けられるまでになりました。


その悩みとは親と不仲であること。隠すことができない性格もあり正直に打ち明けました。


母親はオイラの勤め先も電話番号も知らないこと。

オイラに興味がないから。覚える気が全くない。

だからケンカにはなれど、仲良くなるわけがない。


父親はオイラの年齢、誕生日を知らない。

オイラに馬乗りになって首を絞められ殺されかけたこと。

こちらも父の背中を折る勢いで精一杯のチカラで殴ったことはある。


「ただいま」も「おかえり」も1度もないし、家族で一緒に食卓を囲んだことなんてない。


Nさんはそんな悩みを、解決ができるようにとパシオンという場所に連れて行ってくれました。

そこでNさんはコーヒーを入れてくれた。そしてまた奥に入っていった。


5分くらい経ってだろうかNさんは中年のおばさんと一緒に戻ってきました。

初対面のおばさんに事細かくまで話さなかったが、ポイントは伝えれたと記憶している。


そして次の週にオイラの誕生日がきた。

Nさんは軽くだけどお祝いをしてくれると言ってパシオンに数日後にまた行った。

やはりこの前のおばさんもいて、ショートケーキをご馳走してくれた。


その後、3回目に足を運んだとき。

「知ってるつもり!?」という録画番組のビデオを見て欲しいと。

奥の部屋でひとりで観ました。


そのビデオを見終わると「感想を聞かせてもらっていい?」と。

なんて答えたかはハッキリとは覚えていないが適当に感想を言った。

そして、おばさんはこう続けた。

「ここで生涯学習をしていったら悩みも良い方向に行く答えが出るよ」と。


これがビデオセンターに通うようになったきっかけです。


しかし未だに不仲が解決されることはない。

そりゃそうでしょ。堕落論でも同時性理論のビデオを観ても、

親との具体的な接し方なんて教えてくれるビデオはひとつもないのだから。