高校を出て名古屋に進学して、そこで新聞奨学生をしていました。
新聞奨学生制度は学校に通いながら、朝刊+夕刊+集金の業務を行います。
寮でまさに同じ釜の飯を食べます。
朝刊は2時から。トラックから下ろし、チラシ入れ、配達順に組み込み。
夕刊が16時スタートですが、学校が16:40までなのでいつも早退で学業に支障出まくりでした。(テストとか)
デザイン学校だったので課題(宿題)が多く睡眠時間もほとんどなく、朝刊後に寝てしまい遅刻ばかりでした。
寮は女人禁制でした。四畳半で水道もなし。ただの四角い部屋。
玄関もひとつ、トイレもひとつで掃除当番あり、洗濯機もひとつ、お風呂もひとつ(23時まで)。
こういう寮はよほどの強豪校の野球部くらいしか流行らないよね・・・。
片親がいない、両親がいない、実家が借金で学費がないなどのワケアリの苦学生の集まりの制度ですからね。
新聞配達って単に配るだけでなく、1種類じゃなく、常時30種前後は扱っているので思っている以上に大変です。
自分のいた中日新聞社でも、日経新聞も毎日新聞などの大手新聞も扱っています。
中日新聞ひとつとっても、朝刊のみと朝夕刊の家を覚えなくてはいけません。
例えば。。。
1件目は、中日新聞
2件目は、日経新聞
3件目は、中日新聞+中日スポーツ
4件目は、中部経済新聞+日経新聞
5件目は、建通新聞+産経新聞+デイリースポーツ
発刊日を覚えるのも大変。。。一例ですが、
こどもウイークリーは土曜の朝刊が発刊
ゲンダイは金土の夕刊
流通新聞は月水金の朝刊
工業新聞は土日が休刊(月~金が発刊)
新聞って年に1回しか休みがないのです。
休刊日が年に10回ありますが、夕刊は絶対にあります。
朝夕刊ともにない日は、1月2日だけ。
年に1回しか休日がないのです・・・。