CPUのメーカーは
私が知る限りではAMD社製とIntel社製があり
問題となっているのがIntel社製Coreシリーズの中でも
12~14世代CPUに起こっています。
厄介なのは不具合が一律・・・つまり
製造販売されたロッド全体に発生しているのではなく
不特定一部のCPUに起きているということ
それも最初は不具合などみじんも感じないのですが
使用時間(期間)経過とともに症状が出始める
例えば・・・
12世代 Core-i3、i5,i7,i9
主な症状:一部環境で発熱管理・電源設定の最適化不足を起こす
症状事例:パフォーマンス低下、まれなクラッシュ
対 応 策:BIOS更新、冷却強化
13世代
主な症状:電圧制御・マイクロコードの安定性課題を抱える
症状事例:頻繁な再起動や動作不安定な状態になる対 応 策:マイクロコードやBIOS更新
14世代
主な症状:高電圧状態による動作不安定になる
症状事例:システムクラッシュやフリーズが起きる対 応 策:BIOS・マイクロコード修正適用
15世代・・・最新版
主な症状:一部で初期段階の安定性検証進行中の状態になる
症状事例:重大な症状事例は限定的(調査継続中)対 応 策:継続的なパッチとアップデート対応
書き連ねましたが
これは正規販売品に起こっているのですから、
11世代までは問題が起きても稀のようです。
ただ・・・該当世代(12th~)であっても
中古品やバルク、リテール品においては
使用環境にも起因するため判断が複雑になると思います。
で・・・具体的にはどうするか?
完成品つまりCPUを組み込まれた
メーカー製デスクトップ型やノートPCは
PCの製造販売メーカー側のサポートで対応できると思います。
メーカー製PCの保証期間内(概ね1年、延長付与で3年)必須
自作PCに関しては
組立製作者本人がIntel社に対し
CPUのユーザーアカウントを取得し正式な所有者証明が必須
つまり不具合を起こしたCPUの「バッチNo」、「シリアルNo」を
Intel社サポートを通じて製品申告しなければなりません。
そこで
より具体的なサポートを受けて自力回復するか
付与保証を行使して製品交換の望むという手順になります。
ただし
この保証を得るには条件があってCPU単体であれば
1.国内正規流通販売品であること(例:BOX製品)
2.推定保証期間内であること
3.Model(製品名)、ATPO(シリアルNo)、FPO(パッチNO.)とか、
症状、本人確認(住所・氏名・電話)が提示できる
これは
代替機がないとWeb対応が面倒かもしれません
手っ取り早いのは
自作する段階で正規品を購入し使用することにかぎります。
そのうえで
Intel製品のユーザーアカウント取得と製品登録を済ませる
であれば、
何か不具合が起きても
BOX品(CPU、ファン、取説、エンブレムシール付属完品)の
正規流通品の新品購入と同時に
メーカー側から3年の保証が付帯されています。
※製品によっては保証1年の場合があります。
CPUメーカーをAND[社に乗り換えるのも一手ですが(;^_^A
さらにPCショップなどからの購入時に延長保証を付帯すれば
最長で6年の保証期間が得られます。
ショップ付帯の延長保証には
付与したパーツに対してだけ幅広い対応が得られますが、
それにも条件があり、
期間内はもちろんのこと
取引証明となる納品書、保証書、領収書の保管が必須となります
平たく言えば海賊版などは論外、バルク品は適応外ですし、
フリマサイトやオークションでの個人売買で入手したとしても
証明、製品照会及び登録が受理されなければ適応外です。
※以上、私が調べた範疇で得た情報なので洩れあります
結果
所有しているCPUは正規流通品(BOX版)を
約1年前にWebショップで購入しています。
購入先の履歴も確認済み
CPUのBOX版を購入し実装を済ませた場合
パッケージ不要と外箱を廃棄することあると思います。
ま、
シリアルNoはCPU本体に刻印されているので
「読み取れれば問題ない」・・・といえばそうなのですが
パッケージにはシリアルNo,パッチNoを記したシールが添付・・・
それほどかさばる容積でもないので
折りたたむなどして領収書や保証書と一緒に保管するのが無難
その甲斐があったから
製品登照会ができた上に具体的な保証期間(期限)が判明し
保証へ向けての手続きがスムーズに進んでいるという状態です。
つい先ほどIntel側から
「確認とその後に対応について指示待ち」とのメールが届き
「交換保証を希望する」旨のメッセージを送りました
これは全部英語だったら・・・
たかが商業英語3級程度のスキルでは太刀打ちできぬ・・・
情けないけど( ノД`)シクシク…

