金時芋(紅赤)・山川紫・南系14号・コガネセンガンなどは
俗にいう在来種といっていいのかな?
で・・・
べニアズマ・ベニハヤト・安納芋などがそれらが登場して以降
発表された新品種はいわゆる登録品種となります。
ここで問題なのが
種苗から得た収穫物の一部を、
自己の農業経営において更に種苗として利用する行為・・・
つまり・・・「自家増殖」ですね。
種苗法の改正により,
登録品種の自家増殖は令和4年4月1日 から,
育成者権者(その品種の開発者)の許諾が必要となります。
自家増殖といっても
収穫物は自家消費のみで販売はおろか譲渡不可です。
もちろん繁殖した成果で得られた芋や、
芋を植えて育った茎を摘み取った芋苗も該当します。
前述した登録品種の中でも
べニアズマ・ベニハヤト・安納芋は
すでに育成権期間が満了しているため
自家増殖しても問題ないのかもしれません。
有難いことに三品種に関しては
育成権期間が15年であったことと
品種登録年が西暦1989~2000年と古かったこともあり
気兼ねなく栽培できるのでしょうね
それ以降に登録されたサツマイモの新品種は
育成権消滅後、自由に栽培できるに至るまでには
足掛け25年という長い期間を要します。
つまり・・・
イチゴや果物など登録品種を国外へ無断持ち出しした挙句
ロイヤリティーを支払わないとか
無断繁殖・品種交配したりするもんだから
種苗法改正して厳格化にいたった遠因でしょうね
その結果、
権利期間が改正前より10年長くなったとも言えます。
ただ、サツマイモは植物検疫対象品目ということもあり
ウイルスフリー状態を持続できるのは2年といわれています
つまり3年目からは種芋や苗は一新したほうが
品種のウイルスフリー状態が高く持続できるとか・・・
これに関しては方法がないわけじゃないと思うけど
確証が持てないし、気休めかもしれない
その手段って何かって?
う~~~んこれは言えないな~~~
でも調べたら出てくると思うよ
私自身も試したことあるけど
薬品とか照射・噴霧(散布)など化学処理じゃなくて
シンプルな下処理法なんだけどね
それを施したときは芋の成長が良かった気がします