何事も後先考えないで先走る・・・
やりたいことがあって時間が切迫し焦る・・・
こんな時は必ずと言っていいいくらい
ミスをしでかすものですね。
前回は新商品・・・といっても
自家採種がなかなかできなかった品目の一つが
圃場での栽培許容量を超える採種がかなったから
規定数以上の種子を販売充てる目論見を紹介しました
実際のはなし
販売を始めてやっと成果が出てきたのかな?
商材として・・・
ロッド数や内容量は程々でも品目数を増やしたいね
夏場はね
配送トラックの荷室内温度が50℃を超え
どんなに丈夫な苗を送っても耐えられない
おそらく果樹や花木など高木・低木の類だと
耐えられるでしょうね
野菜や草花系は十中八九萎れます
安全策は・・・種子なんです
ただ
これも第四種という種別郵便があるから成り立つので
一般の封書郵送(普通郵便)は判別機を通るとか
そのためタネがつぶれる事態が起こります
だったら緩衝材入り封筒にするとか
緩衝材を封筒に仕込む・・・
封書一通当たりの経費などが高くなります
で・・・安くて安全なのが第四種
これでも最近はチェックが厳格なので
煩わしく感じてしまうことも正直あります
さて・・・
秋に向けて展開したい種苗の一つに
アスパラガスを候補に挙げています。
毎年毎年作付け許容量を超える採種量
それななぜ?
タネができれば粒はこそこ大きくて
根株が太く広がり、穂を収穫しても太い
かれこれ十数年もの根株が鎮座しています。
なぜタネが採種できるか?
理由は明確で
「穂が出てきても採りつくさない」
「雌・雄穂の判別が容易になったこと」
じつは・・・
「採りつくさない」ではなくて「採り逃し」なんです
摘み取るタイミングを見誤るとか
頻繁に足を運べないから収穫を逃していました。
これがタネの採種量増量の原因ですね(;^_^A
そのうえで雌雄の判別ができるから
あとは開花受粉を待つだけでタネが採種できます
ただね・・・この種から育てるのに時間がかあります
時間?という表現は的確でなく「期間」ですね
苗を育てています。
春初旬ごろに撒いて発芽を確認したのが5月ごろ
畑に撒けば若干早いかもしれませんが
播種後の畝をモグラが荒らすので直播ができない
いずれにしても
播種から発芽に至るまで時間差が大きい
写真委状態で発芽確認から約3か月程度
この苗が収穫できる株に生長するまで最低3年以上
ふつうはタネから育てないで
何年ものかの根株を購入して育てれば
活着さえすれば翌年から収穫できますからね
それでも
タネから育てていくと
年を重ねるたびに生長する様子が見れます
それはそれでいとおしいと感じるのは
私だけなんでしょうかね


